「Britannia(ブリタニア)」は、北海道産のエゾ鹿ペットフードを専門とするブランドです。高タンパク・低脂肪なエゾ鹿をたっぷり使っています。
食材や調理法にこだわり、安心・安全も重視しているとのことですが、実際はどんな商品なのか?2種類あるうちの「ジャガイモベース」を購入して確かめてみました。
ここでは、ブリタニアの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。
項目 | 詳細 |
---|---|
商品ランク | Aランク ※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。 |
原材料 | 4.5 |
栄養バランス | 3.9 |
無添加 | 5.0 |
安全性 | 4.4 |
コスト | 0.1 |
内容量 | 250g、750g、1kg、2.5kg |
価格(通常) |
1,903円(250g) ー(750g) 6,930円(1kg) 15,510円(2.5kg) ※「ジャガイモベース」のAmazon参考価格 |
価格(定期) | ー |
価格/日 | 629円 |
価格/kg | 6,204円 |
カロリー/100g | 約347kcal |
目的 | 一般食 |
主原材料 | エゾ鹿肉、エゾ鹿内臓(肝臓、心臓)、ジャガイモ |
タイプ | ドライフード |
対応年齢 | 成犬用 |
原産国 | 日本 |
当サイトは、ブリタニアをAランクと評価しました。原材料は非常にシンプルで、北海道産食用エゾ鹿肉をフード1kgに対し1.2kgも使っています。
鹿肉以外は、主に北海道産か国産の食材を使用。保存料や着色料といった添加物、ビタミン・ミネラルなどのサプリメントも見られません。
さらに、低温調理を行うことで栄養の損失を抑えています。こういった製品づくりを徹底しているので、手作り食の代用を探している方にもおすすめしやすい内容です。
食材グレードの開示やトレーサビリティーの確保まで揃えば良いなとは思いますが、今のままでもメリットの方が上回るでしょう。
目次
実際に北海道産エゾ鹿のBritannia(ブリタニア)ドッグフードを購入してみました!
それでは、購入したブリタニアを開封していきましょう。私は今回「ジャガイモベース」のお試し100gを選びました。
裏面はこんな感じです。特徴や原材料などが書かれています。100gなので若干文字も小さめですが、シンプルな配置で読みやすいです。
賞味期限は裏面に貼られていました。
続いて開封してみたところ、100gでもジッパーが付いています。
ブリタニアは主食としても使えますが、トリーツとしても注目されているフード。だからこそ、少量でもジッパーがあるのは嬉しい部分です。
袋の中を見てみると、お肉っぽい香りがほんのりと漂います。香りの強さは穏やかで、ドッグフード特有の油臭さは感じません。
それと、脱酸素剤が入っていました。酸化による劣化にも配慮されています。
ブリタニアを数粒手のひらに出してみました。手触りはサラッとしています。
粒サイズを見るため、1円玉硬貨・私がいつも愛犬に与えている「モグワン」・ブリタニアを横並びにしました。
ブリタニアは円筒形で、結構ごろっとした感じです。具体的なサイズは直径約7〜8×長さ7〜13mmほどでしょうか。小粒のモグワンより厚みがあって大きめに見えます。
粒自体もやや硬そうな感じなので、小型犬やシニア犬に与えるなら、お試しサイズで様子を見るのが良いでしょう。
Britannia(ブリタニア)ドッグフードの原材料と安全性について評価!
次に、ブリタニアの原材料と安全性についてです。ここでは、私が選んだ「ジャガイモベース」を一例としてピックアップしました。
あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。ブリタニアには、特に危険な原料はありませんでした。
粗たんぱく質 | 30%以上 | 粗灰分 | 5.3%以下 |
粗脂肪 | 4.3%以上 | 水分 | 8.0%以下 |
粗繊維 | 1.6%以下 | 代謝エネルギー | 約347kcal/100g |
ブリタニアの原材料と安全性を調査した結果、引っかかるような点もなく、良好なドッグフードだと感じました。安全とは言い難い添加物もありません。
曖昧な表記の原材料もないうえに主原料は鹿肉。そのため、食物アレルギー対策として利用しやすいのも特徴です。一般食ですが、主食として利用できます。
そんなブリタニアの特徴を下記にまとめました。
- 北海道産の食用エゾ鹿肉を採用。
- エゾ鹿肉以外は、主に北海道産か国産を厳選。
- 穀物不使用のグレインフリー。
- 保存料や着色料といった添加物は一切使っていない。
- フード1kgを作るのに、エゾ鹿肉を1.2kgを配合。
- 自社工場で原材料をパウダー化し、低温乾燥・手作りにて製造。
- 鹿肉は食肉加工許可を持つ、衛生管理を徹底した工場で解体処理・加工を実施。
ブリタニアは上記の取り組みを行っていました。まず最初に触れたいのが、原材料の明確さ・シンプルさです。
使用食材は絞られており「油脂類」「〇〇等」という曖昧な表記も見られません。保存料・着色料などはもちろん、ビタミンやミネラルといったサプリメントの添加すらもないのです。
食材から栄養を摂れるように作られているのがわかります。
また、穀物を使わないグレインフリーなのもポイントです。アレルゲンとなりやすいとされる、小麦やトウモロコシを避けたい場合にもピッタリといえます。
さらに、フード1kgを作るのに、エゾ鹿肉を1.2kgも使用。動物性原料と植物性原料の割合は開示されていないものの、ちゃんとお肉をたっぷり使っているようですね。
手間暇のかかる低温乾燥を行っているのも、食材の栄養を逃さないよう配慮しているからです。これらのこだわりからは、犬の食性を大切にしていることがうかがえます。
ちなみに、野生エゾ鹿使用のため、季節によって栄養価の変動があるそうです。
保証成分値を見ると粗タンパクは高め・粗脂肪は低めということからも、メインのフードとして長期間与える場合は、うんちや体型のチェックをこまめに行うのが良いでしょう。
安全・品質を重視しているのは十分伝わりますが、食材グレードの開示やトレーサビリティーの確保まで行われていると良いなとは思いました。
上記で挙げた2点まで徹底されていると、また違った印象になります。
- 消化機能が低下している犬。
- 皮膚・被毛トラブルが起きやすい犬。
- 穀物や鶏・牛などにアレルギーを抱える犬。
- 高タンパク・低脂質な食事を必要としている犬。
- ドッグフードにお金をかけられる人。
- 合成添加物を避けたいと考えている人。
- 安全性の高い国産ドッグフードを探している人。
ブリタニアの製品作りからは、犬の食性を大切にし、安全・安心を重視していることが感じ取れました。シンプルな原材料を使っているのも好感が持てます。
粒サイズはやや大きめだったものの、食事に何らかの悩みを抱えている・手作り食の代用を探しているなら利用しやすいドッグフードです。
Britannia(ブリタニア)ドッグフードの口コミや評判ってどうなの?
続いて、ブリタニアの評判を見ていきましょう。愛犬にブリタニアを与えている方たちの口コミをご紹介していきます。
Britannia(ブリタニア)ドッグフードの良い口コミ
Britannia(ブリタニア)ドッグフードの悪い口コミ
Britannia(ブリタニア)ドッグフードの口コミ・評判まとめ
ブリタニアの口コミを見て回ったところ、全体的に好意的な内容が多い印象を受けました。リピーターからの声も目立っています。
良い口コミに多かったのは食いつき関連で「よく食べる」「このフードの時だけ喜ぶ」といったもの。次いで「体質に合っていた」「安心できる品質」という声もありました。
鹿肉や馬肉のフードがあるためか、食物アレルギーを抱える犬の飼い主さんからの声もちらほらあります。穀物不使用なので、より扱いやすいのかもしれません。
悪い口コミも多少はあり「食べない」との声がありました。この食べない理由が「粒が大きい(硬い)」からとも書かれています。
良い口コミにも「ふやかしている」旨の投稿があったので、最初は少ない量で食べられるか確認するのがおすすめです。口の小さな犬やシニア期の犬は、とくに確認が重要でしょう。
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2,000円以上は無料 | 店舗によって異なる |
どこでブリタニアを買うのがもっとも安いのか?公式サイトを基準に、大手通販サイトのAmazonと楽天を比較してみました。
Britannia(ブリタニア)ドッグフードの価格は公式サイトかAmazonが安い!
ブリタニアの価格を調べたところ、公式サイトとAmazonは同価格で安いとわかりました。ただ、Amazonは750gの取り扱いがありません。
調査時はAmazonの販売元が「株式会社ノースフリート」となっており、公式からの発送でした。
その時によって販売元が変わる可能性はありますが、Amazonで購入しても公式から発送される場合もあります。
Britannia(ブリタニア)ドッグフードの種類と特徴について!
ブリタニアのドライフードには2つの種類があります。2つの成分値と特徴を比較し、違いを下記にまとめてみました。
商品名 | 粗タンパク質 | 粗脂肪 | 代謝エネルギー (100g中) |
---|---|---|---|
ジャガイモ ベース |
30%以上 | 4.3%以上 | 約347kcal |
サツマイモ ベース |
25.4%以上 | 6.9%以上 | 約340kcal |
ブリタニアの2つはどちらも一般食ですが、主食として利用できるドッグフードです。2つとも穀物不使用のタイプとなります。
曖昧な表記の原材料もなくシンプルな内容です。サツマイモベースにはジャガイモが入っていません。ジャガイモが体質に合わなくても、選択肢があるよう配慮されています。
2つは栄養価が異なりますので、ローテーションしたい場合は給餌量をよく確認しましょう。
Britannia(ブリタニア)ドッグフードのQ&A
Britannia(ブリタニア)ドッグフードは総合栄養食ではないの?
Britannia(ブリタニア)ドッグフードにお試しサンプルはある?
Britannia(ブリタニア)ドッグフードまとめ
- 高タンパク・低脂質の北海道産 食用エゾ鹿肉をたっぷり使いヘルシー。
- エゾ鹿肉以外は、主に北海道産か国産食材を使い品質維持。
- 穀物アレルギーに配慮したグレインフリー。
- 保存料・着色料・サプリメントなど不使用で犬の体に優しい。
- フード1kgに対して、エゾ鹿肉を贅沢に1.2kg使い犬の食性に配慮。
- 自社工場で原材料をパウダー化し、低温乾燥・手作りにて製造しており安心。
- 鹿肉は食肉加工許可を持つ、衛生管理を徹底した工場で解体処理・加工を実施。
- 食材グレードの開示やトレーサビリティーの確保まで揃えば、一層良かった。
- 粒サイズが大きめなので、実際に食べられるか確認するとスムーズ。
ブリタニアの「ジャガイモベース」を手に取って感じたのは、安心・安全を重視し食材の良さを活かせるよう考えられているなということです。
使用しているのは北海道産 食用エゾ鹿肉で、その他の原材料も北海道産・国産のもの。そもそも原材料数が少なく、明確な食材なのも好感が持てます。
保存料・着色料は当然のように不使用です。さらに犬がなるべく自然な形で栄養を摂れるよう、サプリメントの添加もせず作られています。
調理方法は低温乾燥で栄養の損失に配慮し、手作りで製造しているのも良い点です。
また、食物アレルギー対策としても使いやすいよう、穀物は使われていません。原材料数が少なく明確なのも、対策として一役買ってくれるでしょう。
ただ、食材グレードの開示やトレーサビリティーの確保についても徹底されていると、また違った印象ではありました。
とはいえ、今のままでも良好なフードだと思います。安心して愛犬に与えられる商品です。
Britannia(ブリタニア)ドッグフードの基本情報
内容量 | 250g、750g、1kg、2.5kg |
初回購入価格 | - |
定期購入価格 | - |
通常価格 |
1,903円(250g) ー(750g) 6,930円(1kg) 15,510円(2.5kg) ※「ジャガイモベース」のAmazon参考価格 |
販売会社 | 株式会社ノースフリート |
公式サイト | https://www.britannia.jpn.com |