愛犬元気パックンドッグフードの口コミや評判はどう?安全性も評価!
285商品のドックフードを徹底比較!「ドッグフードの神様」

愛犬元気パックンドッグフードの口コミや評判はどう?安全性も評価!

ユニ・チャームペットが製造販売を手掛ける「愛犬元気パックン(旧ゲインズパックン)」。

愛犬元気」のセミモイストフード版として販売されている愛犬元気パックンですが、こちらの安全性や質などはどうなのでしょうか?

ここでは、愛犬元気パックンの原材料や安全性の評価、口コミや評判などを調査していきたいと思います。

項目 詳細
商品ランク Fランク
※S~Fランクは【全285商品】おすすめドッグフードを徹底比較!安全安心な犬の餌は?の記事で比較しています。
原材料 0.0
栄養バランス 3.7
無添加 0.0
安全性 0.2
コスト 5.0
内容量 2.5kg
※全成長段階用 ビーフ・チキン・緑黄色野菜・小魚・チーズ入りの場合
価格 620円
※楽天参考価格
価格/日 30円
価格/kg 248円
カロリー/100g 約290kcal
目的 総合栄養食
主原材料 穀類(パン粉、小麦粉、トウモロコシ)、肉類(チキンミール、チキンエキス、ビーフミール、ポークミール)、糖類(ブドウ糖果糖液糖、オリゴ糖)
タイプ セミモイストフード
対応年齢 全年齢対応
原産国 日本
  • ※価格は全て税込です。
    ※1日あたりの価格は一番安いプランの金額で算出
    ※1日あたりの価格は5kgの去勢済み成犬を例に算出
編集部からの評価

当サイトは、愛犬元気パックンをFランクと評価しました。愛犬元気同様、愛犬元気パックンも犬へのやさしさが感じられないドッグフードです。

価格が安くて経済的ではありますが、犬が健康的に生きていくために必要ではない原料(とくに合成添加物)も多く使われています。

ユニ・チャームペット自体は、工場の衛生管理もフードの品質管理もかなり徹底して行っている非常に優秀な会社です。

しかし、ペットフードの内容がまだまだ遅れているような印象を受けるので、多少高くなっても良いフードをどんどん開発してほしいですね。

実際に愛犬元気パックンドッグフードを購入してみました!

まずは、実際に私が購入した愛犬元気パックンを見ていきましょう。今回は「全成長段階用 ビーフ・チキン・緑黄色野菜・小魚・チーズ入り」を選びました。

裏側は上記画像のような感じです。給餌量が1カップあたりの量で記載されているのが特徴的でした。はかりがなくても、およその量がわかるのは便利です。

さっそく開封しました。愛犬元気パックンにはジッパーがありません。

ジッパーはないものの、中は小分けパックになっています。内容量は2.5kgのみですが、500g×5袋の小分けです。これなら、小型犬であっても食べ切りやすいでしょう。

ただ、ここで気になったのがニオイです。まだ小分けパックを開けていないのに、ドッグフードのニオイがかなり漂ってきました。

小分けパックを開封するとこんな感じ。ニオイはかなり強めで、チキンと油が混ざったような香りがします。

何粒か手のひらに乗せてみたところ、セミモイストフードというだけあってしっとりした感触。油っぽい感じもあります。

粒のサイズを見るべく、1円玉と私が普段愛犬に与えているモグワン、それと愛犬元気パックンを並べました。

愛犬元気パックンの粒は形が色々ありますが、一番大きい粒でも長さ約10mmほど。小粒のモグワンと比べても、同じか小さめに感じます。

粒自体も柔らかいため、口の小さな犬種でも問題なく食べられるでしょう。

愛犬元気パックンドッグフードの原材料と安全性について評価!

続いて、愛犬元気パックンの原材料と安全性についてです。

ここでは「全成長段階用 ビーフ・チキン・緑黄色野菜・小魚・チーズ入り」の原材料と保証成分値をピックアップしてみました。

あくまでも私の基準ではありますが、何を使っているのかよくわからない原料、犬の体に良くない原料は赤色で示しています。

穀類(パン粉、小麦粉、トウモロコシ)、肉類(チキンミール、チキンエキス、ビーフミール、ポークミール)、糖類(ブドウ糖果糖液糖、オリゴ糖)、豆類(脱脂大豆、おからパウダー)、動物性油脂、ビール酵母、ハーブ、野菜類(ニンジンパウダー、カボチャパウダー、ホウレンソウパウダー)、魚介類(乾燥小魚)、チーズパウダー、プロピレングリコールグリセリン、ミネラル類(カルシウム、塩素、銅、鉄、ヨウ素、ナトリウム、リン、亜鉛)、乳化剤、保存料(ソルビン酸K)、pH調整剤、調味料、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、D、E、K、コリン、パントテン酸)、着色料(二酸化チタン、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ハーブエキス)
タンパク質 20.0%以上 粗灰分 9.0%以下
脂質 7.0%以上 水分 30.0%以下
粗繊維 3.0%以下 代謝エネルギー 約290kcal/100g

ユニ・チャームペットは、原材料の検査や分析、製造工場の衛生管理やフードの品質検査などを徹底的に行っています。

愛犬元気パックンの商品単体を見ていく前に、まずはユニ・チャームペットが取り組んでいる点を以下にまとめてみました。

  • 全原材料は「原材料規格書」と、ユニ・チャームの規定に基づく「原材料調査票」にて確認されたもののみを使用。
  • 原材料調査書にて、原材料の異物対策・残留農薬・微生物汚染対策などの状況を確認。
  • 原材料メーカーには定期的に訪問し、品質管理状況の確認を行う。
  • 動物性タンパク原料は、ロット毎に官能検査&原材料メーカーからの成分分析表をチェック。
  • トウモロコシは、ロット毎にアフラトキシンB1の検査を徹底。
  • ユニ・チャームペットケアの伊丹工場/三重工場は、ISO9001およびISO14001を取得した工場。
  • 全商品、金属探知機にて金属異物混入の有無をチェック。
  • 最終製品の検査を定期的に外部分析機関にて行う。
  • 劣化しにくいよう脱酸素剤・バリア性フィルム・アルミ蒸着フィルムなどを使用。
  • ドライフードは100℃以上の高温工程を経ている。

全ては書ききれなかったため、重要だと感じた部分に絞ってまとめてみました。

もっと詳しく知りたい場合は、ユニ・チャームペット公式サイトの「品質に込める私たちの想い」を読んでみてくださいね。

まずこの徹底ぶりを見ると、ユニ・チャームペットの製品はどれも安全性が高いことがわかります。よく「ユニ・チャームペットなら安心」と言われるのもこのためでしょう。

ですが、愛犬元気パックンの原材料には気になる点が多く見られます。

愛犬元気パックンは通常の愛犬元気よりも穀類の種類が少し控えめではありますが、相変わらず合成着色料が使われているんですね。

さらにセミモイストフードということもあり、合成保存料や乳化剤、プロピレングリコールといった、水分量の多いフードを作る際に使われがちな化学物質も使われています。

神様
プロピレングリコールは一部のドッグフードに使用されているが、キャットフードでは有害物質として使用が禁止されておる。同居の猫が誤って食べてしまわぬよう注意が必要じゃぞ!

日頃から食の安全性に気を配っている人なら理解できるかと思いますが、このような添加物はアレルギーの要因にもなり得るのでできれば避けておきたい成分です。

摂取しても犬の健康にプラスになることはありませんので、できることなら合成着色料や合成保存料が使われていないドッグフードを選んでおきたいものです。

そもそも愛犬元気パックンは、原材料の産地やグレード、なぜそれらを使うのかの目的などが一切開示されていません。

せっかくユニ・チャームペットでは完璧ともいえる検査や分析を行っているからこそ、ペットフード全般の具体的な情報をもっと積極的に開示してほしいなと感じました。

愛犬元気パックンはこんな犬や飼い主におすすめ!
  • とにかくドッグフードを安く抑えたい人。
  • 徹底した安全性審査と品質管理のもとで作られたドッグフードを求めている人。

愛犬元気パックンは、検査や分析については徹底されているものの、安全とは言い難い化学合成物質がいくつか含まれていたのが残念です。

愛犬元気パックンドッグフードの口コミや評判ってどうなの?

次に、愛犬元気パックンを愛犬に与えている飼い主さんの口コミをご紹介します。以下に「良い口コミ」「悪い口コミ」の2つに分けました。

愛犬元気パックンドッグフードの良い口コミ

マルチーズ6歳 / オス
5.0
うちの子はこのシリーズばかり好んで食べます。安いので経済的で助かります。
雑種犬11歳 / オス
5.0
最近カリカリでは食べづらそうなので、ソフトタイプのこちらに切り替えました。とてもよく食べているので今後も続けて行こうと思っています。
トイ・プードル4歳 / メス
4.5
我が家のワンコはとてもワガママ。試しにこちらを出したらあっさり完食したので、以来こちらのフードのお世話になっています。
ラブラドール・レトリバー5歳 / オス
4.5
アイムスよりも喜んで食べてくれます。バクバクとまではいきませんが、あまり残さず食べてくれるのでありがたいです。
シーズー7歳 / オス
5.0
ドライフードが苦手な我が子に。安いので助かります。

愛犬元気パックンドッグフードの悪い口コミ

パグ8歳 / オス
1.0
いつもサイエンスダイエットなんですが、たまたま切らしてしまった時にこちらを購入してみました。もう二度と買わないですね。これを食べている間、水を飲む量と尿の量が尋常じゃないほど増えたんです。原材料を見て納得しました。便も下痢の一歩手前です。
柴犬10歳 / オス
1.5
これを食べると必ず顔のまわりを掻きまくります。おかげで顔中傷だらけ。このフードが原因とは思いたくありませんが、他に心当たりがないです。
チワワ5歳 / オス
1.0
便がめちゃくちゃ柔らかくなります。同じソフトでもサンライズ製品の方がまだいいかも?公式サイトにはいいことばかり書かれていますが、メーカーは実際にちゃんと検証しているんでしょうか?
ポメラニアン13歳 / メス
1.0
油が酸化したような変な臭いがします。こんなマズそうな臭いがするフードは初めてです。二度と買いません。
雑種犬7歳 / オス
1.5
犬にとって良くないなと思う材料が使用されていました。長期的に与えるのはちょっと気が引けるので、次は違うものにする予定です。

愛犬元気パックンドッグフードの口コミ・評判まとめ

愛犬元気パックンの口コミを調査したところ、良い口コミと悪い口コミが半々くらいかなと感じました。

良い口コミに関しては「おいしそうに食べる」「経済的」といった声が多く、中には有名なメーカーのドッグフードから乗り換えたという声も何件かありました。

その一方で「下痢になる」「うんちが臭い」「食べない」といった声も多く見受けられましたね。

あくまでも私が抱いた印象ですが、通常の愛犬元気よりも愛犬元気パックンの方が「下痢になる」という声がとても多かった気がします。

【最安値は?】公式・Amazon・楽天の価格を比較!

公式サイト Amazon 楽天
初回購入
定期購入
通常購入
646円(2.5kg)
620円(2.5kg)
送料 2,000円以上は無料 店舗により異なる

どこで愛犬元気パックンを買うのがもっとも安いのか?公式サイトと大手通販サイトのAmazon・楽天を比較してみました。

愛犬元気パックンドッグフードの価格が安いのは楽天!

調査した結果、愛犬元気パックンの価格がもっとも安いのは楽天であることがわかりました。公式サイトでの販売はありません。

ただ、愛犬元気パックンはドラッグストアやホームセンターでも購入できます。意外とそちらで買った方が安い場合もあるので、よく比較した上で購入されることをおすすめします。

愛犬元気パックンドッグフードと私の愛犬が食べているモグワンを比較してみました!

項目 モグワン 愛犬元気パックン
(全成長段階用
ビーフ・チキン・
緑黄色野菜・
小魚・チーズ入り)
主原料 チキン&サーモン56.5%
(どちらも生肉と乾燥肉を使用)
穀類
(パン粉・
小麦粉・
トウモロコシ)
穀物 グレインフリー パン粉
小麦粉
トウモロコシ
タンパク質 27%以上 20%以上
脂質 10%以上 7%以上
代謝エネルギー
(100gあたり)
361.5kcal 約290kcal
内容量 1.8kg 2.5kg
価格 4,910円 620円
当サイト評価 Sランク Fランク
※モグワンは定期コースを利用した場合の価格を比較しています。

私がいつも愛犬に食べさせているモグワンと愛犬元気パックンには、どのような違いがあるのかを比較してみました。

2つの商品を調査してみて、モグワンと愛犬元気パックンは「目指しているドッグフード像」が大きく異なるんだなと思いましたね。

個人的には、原材料や製造工程などを総合的に踏まえると、愛犬元気パックンよりもモグワンのようなドッグフードの方が安心して与えられるなと感じます。

モグワンは色々な食材をバランスよく配合し、製造工程にもこだわりの低温調理を採用して、素材本来の旨味・栄養が活かされているんです。つまり、余計なアレンジがされていません。

愛犬元気パックンも検査体制や衛生・品質管理を徹底した工場で作られているので安心ではありますが、犬の健康を第一にするなら、モグワンのようなフードが理想かなと私は思います。

神様
ドッグフードを選ぶ基準は人それぞれなのじゃ。何を優先するかは、飼い主さん次第なのじゃぞ。

あと、食物アレルギーを抱えている犬に愛犬元気パックンは選ばないだろうと思いますが、アレルギーが心配といった場合も愛犬元気パックンは控えた方がいいかもしれません。

全てのドッグフードに共通することですが、愛犬の状態やライフスタイルをよく観察してから見極め、そうしたうえで気になる商品をじっくりと比較するのがベストでしょう。

ユニ・チャームペットの「愛犬元気パックン」と「愛犬元気」の違いは?

「愛犬元気パックン」と「愛犬元気」の違いは、フードのタイプです。

  • 愛犬元気 パックン:ソフトフード(セミモイスト)
  • 愛犬元気:主にドライフード(一部セミモイストもあり)

ただ、愛犬元気にも10歳以上用にセミモイストフードが1種類あるので、それぞれの違いはなくなってきているのかもしれません。

「愛犬元気」は水分含有量が少なめということもあり「愛犬元気パックン」よりも使用されている合成添加物の種類は少なめです。

どちらも合成着色料が使われているのは同じですが、少しでも合成添加物を控えたい場合はドライフードの「愛犬元気」を選ばれるといいかもしれませんね。

もしくは、セミモイストフードでも極力添加物を使わないメーカーのものを選ぶという方法もあります。

愛犬元気パックンドッグフードのQ&A

愛犬元気パックンドッグフードにお試しサンプルはある?

愛犬元気パックンにお試し用サンプル(試供品)はないようです。

いきなり愛犬元気パックンを購入することに抵抗ある場合は、愛犬のためにもなるべくサンプルのある他のドッグフードを選択された方がいいかもしれません。

ユニ・チャームペットでは他にどんなドッグフードがあるの?

ユニ・チャームペットで販売しているドッグフードには、ここで紹介した「愛犬元気パックン」をはじめ「愛犬元気」「グラン・デリ」「ベストバランス」があります。

愛犬元気パックンドッグフードまとめ

愛犬元気パックンのまとめ
  • 全原材料は「原材料規格書」と「原材料調査票」にて確認されたもので安全性を追求。
  • 原材料メーカーには定期的に訪問することで、品質管理状況の確認を行なって品質維持。
  • 伊丹工場/三重工場はISO9001・ISO14001を取得し衛生管理を徹底。
  • 金属探知機にて金属異物混入の有無をチェックして万が一に備えている。
  • 水分量が多く柔らかいため、ドライフードを食べ渋る場合にも合わせやすい。
  • 合成着色料や合成保存料が使われていたのは気がかり。
  • 曖昧な表記がされた原料があったのは残念。
  • 猫も飼っている家庭は、誤って食べないよう注意が必要。
  • 犬の体質に穀類が合わない場合は控えた方が無難。

大手の製造販売会社が手がけている愛犬元気パックンは、検査体制や衛生・品質管理を徹底しているのが印象的でした。取り組みが公式サイトにて掲載されているのも良いなと思います。

原材料のメーカーに定期的に訪問し品質管理状況を確認したり、金属探知機で異物混入をチェックしたりして、万が一に備えているのが伝わりました。

神様
水分量が多く柔らかいセミモイストフードなので、ドライフードを食べ渋る場合でも合わせやすいのじゃ。

良い点もありますが、私には気になる部分がありました。まずは、合成着色料や合成保存料が使われていた点です。合成着色料は犬にとって不要なので、無い方が良いなと感じます。

また、水分量が多いフードにありがちな合成保存料が使われているのも残念です。最近は保存料を使わないセミモイストもあるため、選ぶ時は保存料に注目するのが良いでしょう。

さらに、曖昧な表記の原料も気になりました。大まかな表記だと、何が入っているのかわかりません。よくわからないものを愛犬に与えるということ自体、私には抵抗があります。

そして、猫も飼っている家庭に限りますが、誤って食べてしまわないよう注意が必要です。愛犬元気パックンに使われているプロピレングリコールは、猫にとって有害となります。

愛犬元気パックンが徹底している検査や衛生・品質も大切ですが、化学物質の使用や原材料の情報開示にも注力されたら、グッと印象が変わるフードだなと感じました。

愛犬元気パックンドッグフードの基本情報

内容量 2.5kg
※全成長段階用 ビーフ・チキン・緑黄色野菜・小魚・チーズ入りの場合
初回購入価格
定期購入価格
通常価格 620円
※楽天参考価格
製造販売会社 ユニ・チャーム株式会社
公式サイト https://jp.unicharmpet.com/ja/brand/aiken.html
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ドッグフードの神様では、全部で285商品のドッグフードの成分分析を徹底的に行い、どのドッグフードにどれぐらいの危険性があるかという安全面やコストパフォーマンスなど、多角的な視点からSランク~Fランクの格付けを行っています。

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