面接の流れとマナー | 医師の求人・転職・アルバイトはマイナビDOCTOR

面接の流れとマナー|STEP.3

STEP.3 面接対策

医師が知っておくべき面接の流れとマナー

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転職活動において、経験やスキル面は申し分なくとも「面接はどうしても苦手……」という医師の方も多いのではないでしょうか。また年間を通じて医師の求人数は豊富であることから面接の準備は必要ないと考える方もいるかもしれません。ですが、志望度の高い医療機関に転職をするためには、面接前後のマナーに気を配ることが重要です。ここでは、面接前・面接中・面接後の3つの過程に分け、社会人としておさえておくべき基本的なマナーを解説します。

この記事のまとめ

  • 遅くとも面接10分前には会場に到着する。余裕をもって30分前に会場周辺に到着できれば理想的。スマートフォンの電源は切っておく。
  • 面接中は、背筋を伸ばし、大きな声ではきはきと相手の目を見ながら話す。
  • 面接が終了したらすみやかに駅に向かう。面接会場から出るまではスマートフォンの操作をしないように気を付ける。

1.面接前のマナー

1-1. 面接10分前には到着

医師の求人数は年間を通じて潤沢であり、ほぼ常に「売り手市場」といえますが、転職先を「選ぶ側」であるというある種の「おごり」は捨て去ったほうがいいでしょう。社会人として守るべきビジネスマナーのひとつが「時間」で、面接に遅刻をするなどもってのほかです。重要な面接時間に遅れてしまうと、「責任感がない」「ルーズな人間性」と印象づけられてしまい、選考のうえで不利に働きます。

遅くとも面接時間の10分前には面接会場に到着しているようにしましょう。面接場所への移動も「スマートフォンのGPS機能があるから安心」と考えるかもしれませんが、普段訪れたことのない土地を移動すると予想外に時間がかかってしまうこともあります。公共交通機関やタクシーを利用する場合も遅延が生じたり、道路が混雑していて遅れたりすることがありますので、できれば30分ほど前に会場周辺に到着しているのが理想的です。会場周辺にある喫茶店などで心を落ち着かせておくのもおすすめです。

1-2.遅れそうな時は必ず連絡を

万が一遅刻してしまいそうな場合は、遅刻の可能性が少しでも出てきた時点で面接先に連絡をしましょう。事前連絡もなく遅刻をする応募者は「社会人としての自覚がない」とみなされ最悪な印象をもたれる可能性があるため、くれぐれも避けたいものです。なお、面接会場に到着したら、面接中に電話が鳴らないようスマートフォンの電源を切りましょう

1-3.身だしなみを最終確認

人の外見は第一印象を大きく左右します。面接という審査の場であればなおさらです。人と会う時に清潔感のある服装・髪型にすることは礼儀ですから、面接会場に入る前に鏡で最終確認をしましょう。髪型を整え、口周りが汚れていないか、シャツの袖のボタンがあいていないか、ネクタイを着用する場合はネクタイがゆるんでいないかなどを確認して正します。

なお、面接当日の朝はいつもより早めに起床して身だしなみを整えましょう。

・髪
寝ぐせがついているのは論外ですが、髪の毛が長くボサボサになっているのもネガティブな印象につながります。「髪が伸びてきたな」と思う場合は面接の前日までに散髪を済ませておきましょう。髪が肩よりも長い女性はヘアゴムで結ぶなどしてすっきりとまとめましょう。

・顔周り
面接当日の朝、男性はひげの剃り残しがないように入念にチェックします。

・メイク
キラキラしたアイシャドウや太いアイラインなどの派手なメイクを避け、ナチュラルメイクを心がけましょう。

・爪
書類の受け渡しを行う際などに意外と手元は見られているもの。長すぎる爪は不潔な印象を与えますので、面接の日が近づいてきたら切っておくことをおすすめします。ネイルアートはできればなにもしていない状態か、透明・ベージュ・薄いピンクといったナチュラルな色を選びましょう。

・香水
香水のつけすぎはNG。また面接当日や前日の夜には匂いの強い食べ物は控えることをおすすめします。

2.面接時のマナー

2-1.入室時のノックの回数は3回

面接会場に到着した後は、受付担当者に待合部屋などに通されることがあります。待合部屋でも過度にリラックスせず、スマートフォンは切ったまま過ごしましょう。

続いて人事担当者などに面接会場に案内されますので、ノックをして入室しましょう。ところが、面接会場のドアの前にいざ立つと、何回ノックをすれば良いのか分からなくなり戸惑った経験はありませんか? 2回のノックだと「空室確認」の意味があるため、3回ノックをするのがベターと言われています。ここまで細かいことを評価基準にする医療機関はまずないでしょうが、事前に把握しておくことでとっさの時にあせらずにすみます。

2-2.自己紹介の声は大きくはっきりと

イスに座った時の姿勢。男性の場合は脚を軽く開き、手を握った状態にしてそれぞれの脚の上に軽く置く。

入室して最初に行う自己紹介も非常に重要です。イスの横に立ち、はきはきと「〇〇と申します。本日はお時間をいただきありがとうございます」などとあいさつをしましょう。イスに腰掛けるよう促されてから、やや浅めに座るようにしましょう。バッグはとくに指示がなければイスの横の足元に置きます。
面接では、伝えたいことをしっかりと伝えられればおおむね成功と言えます。一方、ほとんど伝えられなかった場合、あなた自身の本来の魅力や実力が面接官に伝わりにくくなるという、もったいない事態につながりかねません。声の大小は個人差がありますが、日常生活では声の小さな人も面接の場ではできるだけ大きくはっきりとした声で話しましょう

2-3.「~だと思う」を多用しない

学生であれば、経験したことのない業務に自信がないのは仕方のないことですが、医師として経験を積み転職をしたいと考えているならば、自分の行ってきた業務や経験について自信をもって話せるようにしましょう。

語尾は「~です」「~ます」と断定する口調で話し、「~だと思う」といったあいまいな表現を避けるようにすると印象が変わります。

2-4.面接中の姿勢

面接は顔と顔を合わせて話すコミュニケーションの場です。なるべく明るい印象をもってもらうために、背筋を伸ばし、顔はまっすぐ前に向け相手の目を見ながら、なるべく柔和な表情で話しましょう。人の目を見て話すのが苦手だという方は、相手の鼻のあたりを見るようにしてもいいかもしれません。
伏し目がちに話す医師に対して、面接官は「ネガティブな感情を持っているのかな」と不安に感じるかもしれません。ある程度緊張してしまうのは仕方ありませんが、相手とのコミュニケーションを大切にしている意思表示を忘れずにしましょう

2-5.退室時にドアの前でも一礼

面接が終了したら、着席した状態で「ありがとうございました」とお礼を述べつつ一礼します。その後、起立して椅子の横に立った状態で再度一礼し、ドアの前まで進んで振り返り、面接官に向かって「失礼いたします」とさらに一礼してから部屋を退室します

3.面接後のマナー

3-1.スマホの電源を入れるのは病院を出てから

面接会場から退室した後は病院内にとどまらず、すみやかに駅に向かいましょう。どこで誰が見ているか分からないのでスマートフォンなどを取り出すのも病院を出てからにするほうが無難です。なお、病院近くの飲食店で食事をしていると、面接担当者と鉢合わせするケースが稀にあります。採否には影響しないとは思いますが、双方少々気まずい思いをするため避けたほうが良いでしょう。

4.面接に自信がなければ転職エージェントがおすすめ

面接は数をこなすうちにだんだんと上達していくものですが、慣れないうちは転職エージェントにアドバイスをもらうというのもひとつの手です。転職エージェントでは、医療機関ごとに面接の雰囲気や質問傾向などを事前に教えてもらえます。さらには面接日程のスケジューリングや面接後のフォロー、そして内定後の条件交渉の代行まで行ってもらえるので、面接に苦手意識がある医師にはおすすめです。

文:太田卓志(麻酔科医)

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