原案:深見真
シナリオ:下倉バイオ Nemo ante mortem beatus. 「誰も死ぬまでは幸福ではない」 (ヘロドトス「歴史」) ──『ネクロマンサー』の時代がやってきた。 主人公、「臥龍岡早雲」と「牙野原エチカ」はまだ若い、 「民間特別生死者追跡者(プライベート・スペシャル・リビングデッド・ストーカー)」。 「近接銃術」という特殊な戦闘技能を身につけており、互いにトップクラスの成績をあげている。 ある日の任務中、早雲は激しい戦闘の末に、ひとりの少女と出会う。 「宝形イリア」という名前以外の記憶を全て失っている彼女は、 謎のネクロマンサー集団に身柄を狙われていた。 硝煙とリビングデッドと犯罪と電脳の凍京。リビングデッド・ストーカーと ヒロインの生死をかけた戦いが始まる。
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登場人物
臥龍岡 早雲(ながおか そううん) CV:室元気
優秀な 民 間 特 別 生 死 者 追 跡 者 の少年。
冷静沈着だが感情表現や他人の心を推し量ることが苦手で、事務所の仲間からはボンクラ呼ばわりされている。
2丁のマズルスパイク付き拳銃リ・エリミネーターと、外部電脳エクスブレインを利用し、
近接銃術という対リビングデッド戦闘に特化した格闘技で戦う。
「ぼくの仕事は、死体を殺すこと」
牙野原 エチカ(きばのはら ―) CV:あじ秋刀魚
早雲の相棒、凶暴で美しい少女。同じく 生 死 者 追 跡 者 で、様々な武器を使いこなす。
感情的で直感を元に行動するなど、早雲とは対照的。レズビアンで可愛い女の子に目がない。
ラビットパンチと呼ぶ携帯チェーンソーを多用するが、他にもフルオートショットガンやWASPナイフつきアサルトライフルなど、
状況によって様々な武器を使い分けるのが強み。
「あたし、死体を殺すのが生きがい」
宝形 イリア(ほうぎょう ―) CV:柚原みう
会話しているだけで人の心を開かせる不思議な魅力をもつ少女。
一部記憶を失っており、ネクロマンサーに身柄を狙われている。
20世紀のオタクカルチャーに造詣が深く、流行遅れの言葉を口にすることもしばしば。
「君は……だれ?」
義城 蜜魅(ぎじょう みつみ) CV:波奈束風景
義城生死者追跡事務所に所属するリビングデッド・ストーカーで、
早雲たちの商売敵。負けず嫌いで周囲に高圧的な態度をとる。
超実戦剣法「アドバンスド・タイ捨流剣術」の遣い手。
超音波振動カタナ・ブレードであらゆる物を切り裂く。
「次のネクロマンサーは私がいただく!」
阿蘇 霧里(あそ きりり) CV:奏雨
軍警察少佐。エチカの幼馴染み。
エチカの良き協力者であり、姉のような存在。
優秀な成績を収め若くして少佐の地位にある。
「私は法治都市凍京を守る軍警察の一員です」
コン・スー CV:木村あやか
「 超 ゲットー」の隅で「雪ニルヴァーナ」という店を経営するひきこもり少女。
表向きはジャンクショップの店長だが、情報屋としての裏の顔を持つ。屈指のハッカー。
鴉済生死者追跡事務所はお得意先。
「じ、事件の一部始終は、リアルタイムで……モニタ、してた」
鴉済 燎子(からすずみ りょうこ) CV:みかづきわらい
早雲とエチカが勤務する鴉済生死者追跡事務所の所長で、皆の保護者代わり。
色気のかたまりのような女性で、気を抜くと下着姿で生活する。
「今日はお疲れ様。みんな、よくやったわね」
壱原 時尭(いちはら ときたか) CV:鬼頭鷹
鴉済生死者追跡事務所に所属するリビングデッド・ストーカー。
早雲とエチカの同僚。数字フェチで皮肉屋。
狙撃手で、武器は口径20ミリのアンチ・マテリアル・ライフル。
「お前を計算してやろうか?」
ミルグラム CV:髭内悪太
史上最高の賞金額がかけられたネクロマンサーにして、
ネクロマンサーたちの精神的バックボーンになる抗生戦線構想の提唱者。
テロリストとしての活動も行っており、優秀な部下達を従え凍京へとやってきた。
「私は、お前に、殺されに来た」
対応OS | Windows:Vista/7/8/8.1/10 |
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動作環境 |
CPU:Core2Duo 2.4GHz以上必須 / 4コア以上のIntel製CPU推奨 メモリ:2GB以上必須 / 4GB以上推奨 グラフィック:1366×768 32bit トゥルーカラー(ゲーム画面はワイド【1280×720】仕様)※画面サイズは変更可能 VGA:DirectX9.0c以降に完全対応したピクセルシェーダ3.0以上の外部ビデオカード HDD:8GB以上の空き領域 サウンド:XAudio2に対応したPCM音源 DirectX:9.0c以降 |
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コストパフォーマンスの鬼
全てやり終えた感想ですが、一言で言うとこのゲームを2,500円で楽しめるのはコストパフォーマンスが高すぎます。体験版やれば分かりますが多くのシーンで3DCGを採用していて戦闘シーンやネット上のやり取りなど直感的な部分がすべてきちんと伝わるようにできています。まさにノベルゲームの新しい形という感覚です。
ストーリーに関しても、この世界観を構築するのはかなり時間かかるんだろうなと思うほどしっかりできていると感じました。一部本当に200年後も船の内部の構造が本当に今と同じなのかとかこれだけ世界規模で大きな争いが起こってるのに核攻撃が一瞬も出てこないなんてあり得るのかとかこんなにネットワークが発達した世界で外が寒いから都市や国毎のやり取りがほぼなくなるなんてあるのかとか細かい突っ込みはいくつかありますが、この構想力はすさまじいと感じました。ニトロプラスの中では装甲悪鬼村正の次に面白かった気がします。ちなみに話の感触としてはPSYCHO-PASSとChaos;Childを混ぜたような感じかなと思います。特に残虐描写とか。
本当に中身のクオリティに対して価格が超リーズナブルなので、迷ってる方はぜひやってみることをお勧めします!ノベルゲームの続編をスマホゲームで出すのはこれからも増えそうな気がしますが、そうなると本編が広告宣伝扱いになって値段が下がるということが分かったのでこの流れは歓迎です(笑)
えりあもす さんのレビュー -2019/09/04 -PCゲーム(PCゲーム/ソフトウェア) 購入・利用済み
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