女性の脳も男性の脳も暇さえあればエッチなことばかり考えている
人は誰しも空想に明け暮れている
「何も考えないでください」
そういわれて頭に何も浮かばないようにすることは殆どの人が無理なことでしょう。「何も考えちゃダメ…!」と思う程にとめどなく言葉が溢れてきます。
上記の記事でも言っているように私達の意識が覚醒している間は、暇さえあれば「自分自信」と常に会話をし続けています。
1日の思考回数は「1.2万〜6万回」とも言われています。悩みから楽しいこと、今日の晩御飯のことから全くと言っていいほど無駄なことまでも、一つの娯楽であるかのように人は思考し続けます。
「思考」というのは、人を形作る大事に要素でもあります。人の思考を覗くことが出来れば、人類に大きな進歩を与えるかもしれません。それほどに私達の思考には無限の可能性があるのです。
「人の思考」には大変興味をそそられるところですが、だからと言って直接頭の中を読み取るのは今の私達には到底叶いません。
だからこそ、「人などんなことを多く思考しているか」を研究した人たちがいます。
今回はそんな人たちが辿り着いた一つの答えを紹介させて頂きます。「なんでも思考している」とは言っても、絶対に思考に偏りが存在していることは何となくわかりますからね。
「思考」とは人の本質とも言えます。人という生き物を知るうえで重要なこの要素の知識として是非参考にしてください。
人の思考で一番多いのは
人は複雑なことから単純なこと、生活や悩み娯楽といろいろと思考する生き物ですが、複雑なことを思考できる高度な生き物である前に、一つの「生物」であることは変わりません。
生き物が考えることの多くはやはり「生理的欲求」になります。まず一つ目の結論として、いろいろなことを思考していても、頭の中では生理的欲求に関することを思考していることが一番多いです。
上記で大層なことを書いており、少し恥ずかしい結果ではありますが、これも一つの事実です。「生」を優先するのも「生き物」である証明なのかもしません。
生理的欲求以外の思考の方が多い可能性もありますが、「どんな思考が多いか」を測るうえで、ジャンルを絞らないと結論には到底たどり着けないので、まず思考に多いことが「生理的欲求」という仮説から考えるのは間違いではないと思います。
生理的欲求の中でもより思考されているもの
上記のことから考えて、「では、生理的欲求の中でも一番何が思考されているか」という疑問に繋がると思います。
このことについてオハイオ州立大学の「テリー・フィッシャー」は、とある調査を行いました。内容としては、集めた大学生に空想したジャンル毎にカウントをしてもらうというものです。
大学生に計算用のカウンターを渡し、「生理的欲求」に関する空想を浮かべた際、その回数をカウントしてもらう。生理的欲求の振り分けは「食欲」「睡眠欲」「性欲」の三つとする。【期間】「1日の計測」を「1週間」かけて行い、平均値を出す
実験の結果としては、「性的な内容を思考することが一番多い」という結果になりました。
男 | 女 | |
食欲 | 25.1回 | 15.3回 |
睡眠欲 | 29回 | 13.4回 |
性欲 | 34.2回 | 18.6回 |
もちろん男女ともにこの結果です。男女で思考回数に違いがありますが、「どの思考が多いか」という点では同じ結果となっております。
正直予想通りな結果な感じもしますが、数字としてこの結果がでることに少し残念な気もしますね。やはり種を残そうとする生物としての遺伝子レベルの思考が一番強いという納得の結果でもあります。
ですが、「食欲」「睡眠欲」の二つの数値と比べても大きな差はありません。対象が「大学生」という性に活発な時期でなかった場合、年齢によっては違う結果になることも充分に考えられます。
それでも「成人」が対象である限り、殆どの結果が上記のようになると思いますけどね。
男女で思考する回数が違う
上記の実験で思考回数を調べたことにより別の事実が明らかになりました。男女で思考する回数が違うということです。
男性はおよそ女性の「2倍」ほど空想する回数が多かったそうです。確かに生理的欲求に関しては男性の方が多い印象がありますね。
この結果は「女性より男性の方が生理的欲求が強い」という説の一因になるのではないでしょうか。
それにしても2倍は多いと感じますね。とりあえずでいえば、妄想空想にふけることを好むのは女性より男性に多いようです。生理的欲求でなければ女性の方が多い気もするので、そこも気になるところです。
脳科学的な考え方としては、脳が無駄な思考に覆われていることはデメリットに働くことが多いです。脳内がごちゃごちゃしていると脳機能が落ちることになりますからね。
無駄な思考が絡み判断は遅れ、脳のリソースをさきづらくなり、何もしなくても疲れてしまいます。人はそういった事態を防ぐ為に、瞑想や睡眠による脳の回復行動を重要視するようになりました。
そうなると男性より無駄な思考が少ない女性の方が脳の状態が良いように感じますよね。しかし、実際は男性の方が判断に感情が絡みづらく、冷静で論理的である側面が強いです。もしかすると、普段から脳を使うことにより思考系が強化されている、という可能性があるのかもしれません。
恋愛脳は多い
上記にて、人の脳内は男女関係なく「性的な思考」が多い、ということを説明しました。それに加えて、思考回数で言えば男性の方多い、という感じです。
このことからもわかる通り、人はパートナー探しに思考を使っていることが多いとも言えるでしょう。異性を見れば「自分にとってどんな人物となるか」という思考から、優先度高めで「恋愛」についての位置づけをします。
脳科学的に言えば、「恋愛に興味が無い」「パートナー探しをしない」という人は殆どいない、ということです。もちろん積極性の違いはありますけどね、しかし、ある程度は皆「恋愛脳」であるということです。
最近は「恋愛の積極性」がどんどん弱くなりつつありますが、今の人が思っているよりも出会いを強く求めている人も当然のように沢山いるので、もっと積極的に行動を起こす方が丁度よいのかもしれませんね。
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