説明
ディープでリアルなエミュレーション
![](https://dirigent.jp/wp-content/uploads/2024/05/obsession.front_-1024x637.jpg)
Obsessionは、パワフルなビンテージシンセサイザーのエミュレーションです。2つのオシレーター、切り替え可能な2 / 4極のローパスフィルター、2つの ADSRエンベロープ・ジェネレーター、2つのLFOで構成されたクラシックなシンセサイザーをベースに設計され、そのすべてがハードウェアから綿密にモデリングされています。
包括的なモジュレーション・マトリックス、強力なリズム・シーケンスのための2つのステップ・コントロール、高品質なエフェクト・チェーンが、このシンセサイザーの汎用性を大幅に向上させています。シングル / デュアル / スプリットのモードを備えた2つのパートは、音作りに余裕をもたらし、MIDI Polyphonic Expression(MPE)への対応やNative Kontrol Standard(NKS)もサポートしています。
使いやすくスケーラブルなインターフェース(Retinaディスプレイ対応)を備えており、重要なすべてのパラメーターに直接アクセスできます。
Obsessionの最も重要な機能と言えるのが、個々のボイスコントロールです。 各ボイスボードは様々な点で他のボイスボードと明確に異なっており、ビンテージアナログ・ポリシンセサイザーで有名な有機的で生き生きとしたサウンドを作り出します。
例えば、カットオフ周波数のトリムポットを左に回すと、その特定のボイスのカットオフ周波数が平均よりも低くなり、右に回すと平均よりも高くなります。同様に、アンプリリースのトリムポットを左に回すと、その特定のボイスのリリースタイムが短くなり、右に回すとリリースタイムが長くなります。オシレータースケーリングやフィルタースケーリングなど、実際のハードウェアのボイスボードにあるような追加のパラメーターも、Obsessionには搭載されています。
![](https://dirigent.jp/wp-content/uploads/2024/05/obsession.trims_-1024x637.jpg)
![](https://dirigent.jp/wp-content/uploads/2024/05/obsession.back_-1024x637.jpg)
Obsessionの背面パネルからは、高品質なエフェクト・セクション、モジュレーション・マトリックス、LFOステップ・コントロールにアクセスできます。
Mirko Ruta 氏によってコーディングされた高品質なリバーブにはシマー効果が追加されており、パッドやリード、空間系のサウンドを新たな次元へ導きます。ステレオディレイとコーラス / アンサンブルエフェクトも適用でき、出力をさらに強化することもできます。「オーガニック」ノブを使用すると、温度に依存する揺らぎをシミュレートでき、表現力と音質を新たなレベルに引き上げることができます。
Obsessionのモジュレーション機能を大幅に向上させるために、パワフルなLFOステップ・コントロールを使用すると、ほぼすべてのサウンドパラメーターでテンポ同期されたリズミカルなモジュレーションを作成できます。また、フリーハンド・ドローイングで任意のLFOシェイプも作成できます。
Obsessionの特長
- ディープでリアルなアナログ・ポリフォニック・シンセサイザーのエミュレーション
- 8ボイス、16ボイスボードを備えた2パートエンジン
- 各ボイスボードで多数の音響パラメーターを精密にコントロール
- シングル、デュアル、スプリットモード
- ステップ・LFOモードとフリーハンド・ドローイング
- 高品質なディレイ、リバーブ、コーラスのエフェクトブロック
- フルバージョンには500パッチ付属
- VST、AAX、Audio Unit、およびRack Extensionとして利用可能
システム要件
PC:Windows 7 SP 1以降、2.5 GHzクアッドコアCPU以上、VST 2、VST 3、AAX互換の64ビットホスト。AAXバージョンにはPro Tools 11以降が必要です。
Mac:OS X 10.14以降、2.5 GHzクアッドコアCPU以上、VST 2、VST 3、Audio Unit、AAXプラグインをサポートする64ビットホスト。Apple Silicon M1/M2搭載MacにはネイティブAudio UnitおよびVST3バージョンが用意されています。AAXバージョンにはPro Tools 11以降が必要です。
NKS対応
Obsession はNative InstrumentsのNKSフォーマットに対応しており、MaschineやKomplete Kontrol S-Seriesキーボードと互換性があります。(NKSはNative Instruments GmbHの登録商標です)