マイナーな車両故、模型化されない。特殊な車両故、ゲームなどで登場しないなど。お気に入りの車両が出ないことに歯がゆい思いをした方もいると思います。
模型を作る環境がない。既に引退してしまって乗車できない。撮影出来ないなど、様々な制約が絡んでくるのが悩ましいですね。
ですが時は2023年。任天堂Switch、もしくはPCがあればこの悩みを8割解決出来るゲームが存在します。それが
A列車で行こうひろがる観光ライン(以下ひろがるA列車)ってなんぞや?と思う方もいるので簡単に説明します。このゲームは「都市開発鉄道シミュレーションゲーム」であり、問題を抱えた街の開発を行ったり、観光客の増加を狙いつつ鉄道会社を経営していくと言ったゲームなのです。
ここだけでは実在する鉄道車両を再現する要素はない様に見えますね。しかしご安心を。ひろがるA列車には「コンストラクションモード」と言う自分が創造神になって好きな様に!自由に街を開発出来るモードが存在します。
このモードを使って自分で作成した鉄道車両を好きなダイヤで走らせたり、実際には顔を並べない車両と一緒に走らせるなど「あり得たかもしれない世界線」を楽しむことも出来るのです。
先ほど記載しましたが、ひろがるA列車には任天堂Switch、もしくはPCがあればプレイ出来ます。前者はSwitch版。後者はSteam版と呼ばれています。スマートフォンでもプレイ出来るのですが、制約が多め。全て説明するとクッソ長くなるので詳しくは下記の記事をご覧ください。
ちなみに上2枚のスクショはどちらもSteam版で私が再現した車両です。シカゴ・Lの5000形の様な海外の車両も再現して走らせることは可能っちゃ可能です。
でもその車両を再現するのって難しいんでしょ?と言われれば「そうですね!」と元気よく答えることしか出来ません。
このゲームでの車両は数種類ある「素体」にライトなどのパーツを取り付け「ステッカー」で細部を作りこんで作成します。例えば上の521系は「改良型近郊列車」と言う素体で正面だけでもライトとスカートのパーツを取り付けています。
元々ある窓と連結器以外の表現は全てステッカー表現です。ライト周りの黒色も、グラデーションの様になっている部分も全てステッカーで表現しています。
多少デフォルメされているので調整が難しい部分もありますが、どうアレンジをして実車に近付けるかを考えるのも楽しい要素だと思います。
実際に再現車両を作る様子をずんだもんに解説してもらった動画もありますので、こちらも参考にしてください。
「簡単じゃないならちょっと…」と思う方もまだブラウザバックしてはいけません。ひろがるA列車には作ったマップ・車両を他ユーザーと共有することが出来ます。上の動画で再現した車両は共有している車両なので、ダウンロードすることが可能です。
ただし車両のダウンロードはNintendo Switch Onlineへの加入が必要です。なおSteam版は特に加入する必要はなく、無料でダウンロード出来ます。この様な仕様についても先ほど紹介した【ひろがるA列車】がクリスマスとお正月にお勧めなんです!?を参考にしてくださいね。
形状などで再現が非常に難しい、もしくは不可能な車両もいます。なので「先ほど悩みを8割解決出来るゲーム」と記載したんですね。ですがこのゲームは様々なステッカーを用いて様々な表現方法がユーザーによって生み出されています。なので今後もしかすると…なことがあるかもしれません。
「喜べ社長。君の鉄道への止まらないあこがれは、ひろがるA列車によって叶う」
ではここでどんな再現車両があるのかを私が作成した車両で幾つか紹介していきます。配布・共有中の車両はマップ名やコードを記載しておきますので、良かったらダウンロードしてくださいね。
設計図コード:7C7Y946
設計図コード:H6RB3N
配布マップ「上野山地区の何気ない日常」に収録
シナリオコード:2KNG5BM
配布マップ「もっとひろがる!複々車両祭り」に収録
シナリオコード:3YP0HXM
京王バスJ21214:配布マップ「もっとひろがる!複々車両祭り」に収録
シナリオコード:3YP0HXM
京王バスB21564:設計図コード:5LH5VXX
Steamワークショップで共有中
Steamワークショップで共有中
ユーザーが作成しなくてもひろがるA列車には公式が用意した「ライセンス車両」と言う枠があります。これには山手線E235系や小田急ロマンスカーGSEなどの数十種の車両が収録されています。
再現するにはかなり難易度が高い車両もあるのでありがたい存在です。クオリティも中々な上にシナリオ攻略でも使用出来ますよ。
この記事で出しているスクショは作成中の521系を除いて全てフォトモードで撮影しています。上下左右の黒枠もそれで設定して撮影しています。
このフォトモードが本当にマジで超さいっっっこう!
自分で車両を作り、ダイヤを組み、撮影地を作って写真を撮る自給自足が可能!何処からでも撮影可能!光線状態が良い時間にネタ列車を走らせて撮影することも可能!
A列車で行こうに革命を起こした神モード、それがフォトモードです。
色味やコントラストを調整したり、フレームを追加したり。様々な撮影方法が可能。ひろがるA列車は空の表現が綺麗なので上の画像の様に朝焼けなどの時間帯に撮影するのが個人的にお勧めです。ライトも点灯しますし(日中は一部ライセンス車両を除いて無灯火状態で走行します)。
フォトモードで撮影したスクショを見て「作って良かった」と思える瞬間はどのゲームでも味わえないひろがるA列車の醍醐味の1つだと私は強く考えます。
こんな感じのインパクトのあるスクショも撮影出来ます。ちなみにこのドクターイエローは新幹線開業後に稀に現れるレアなライセンス車両となっています。
今回はここまでです。過去に何回か書いている再現車両記事ですが、半年ほど経過するとまだひろがるA列車を知らない人にこの魅力を伝えたくなるんですよね。
勿論このゲームは経営要素だけでも十二分に楽しめるゲームです。ただしプレイする際はご注意を。何故なら時間泥棒過ぎて気が付いたら何時間もぶっ通してプレイしていた……なんてことが日常茶飯事ですので!
この記事でひろがるA列車に興味を持って頂けると超嬉しいです!
以上今更メイドインアビスにハマった大根Pスープが第2期「烈日の黄金郷」のOP曲「かたち」を聴きながら書いた、お勧めするゲーム「ひろがるA列車」の記事でした。
それでわ!
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