軍装品の中でも個性を放つ、着用者の意図を感じるプロダクツ。
デッドストックに近い完璧なコンディションを誇るM-42ジャンプジャケット。背面の刺繍のオーラもヤバい! 着用者の写真やIDなどもセットで、価格は驚愕の1万1950ドル!
‘40年代製のUSNヘチマ襟デニムカバーオール。背面にはUSSシボニー(CVE112)護衛空母が描かれた。一点ものなので2000ドルは下らない
第二次世界大戦中、中国大陸に駐留していたアメリカ軍の兵士が、現地のテーラーショップにてオーダーメイドで作らせたスーベニアシャツ。オリエンタルな意匠のドラゴンや駐留地である青島の名称が刺繍される。425ドル
柔らかくコットン生地のベイカーパンツは、太過ぎず細過ぎずのストレートシルエット。イベント会場でも多数出品されており、この個体は膝のあたりに当時のカスタムがされている変わり種で140ドルで販売。
USMCのHBTアイテムだが詳細は不明。フロントはジッパー仕様で、胸にはマチ付きのスナップボタン付きのポケット、背面には無線機などを収納できる大型ポケットを装備している。ASK
会場で見つけた変わり種ミリタリーコーデをスナップ!
Federico Carlucciさん
着こなし全体からほのぼのとした空気が漂ってくるフェデリコさんがチョイスしたのが、スイス陸軍のアルペンカモライバーマイスターパターンのジャケット。全身トータルの色味がほんと素敵です♪
Jon Alanさん
第二次世界大戦中にUSMCが支給していたP-1941 HBTトラウザーズ。ジョンさんのワイルドな風貌と絶妙にマッチしているのが印象的。若干短い裾の丈感もLA風なユルさだ
Kitzfitzさん
サテンのスカジャンとP-1944 CAMOトラウザーズ、ダックハンター迷彩のハットと、全身のカラーバランスの取り方が秀逸で、会場内でも一際目立つ存在のキッツフィッツさん
Liam Plunierさん
アメリカ陸軍士官学校(USMA)のカデットジャケットを取り入れたリアムさん。MA-1のようなブルゾンタイプのデザインなので、彼のようにカジュアルに使いまわせるアイテムだ
※情報は取材当時のものです。
(出典/「Lightning 2024年6月号 Vol.362」)
Text/A.Shirasawa 白澤亜動 Photo/K.Minato 湊健太郎(Seven Bros. Pictures)
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