住宅ローンの借入可能額シミュレーション! 年収から目安額を計算する方法も解説|ダイヤモンド不動産研究所
auじぶん銀行の住宅ローン

住宅ローン借入可能額シミュレーション(年収から計算)

フラット35などの借入可能額を計算【2024年11版】

「借入可能額シミュレーション」は、年収、借入期間を入力すれば、「借入可能額(借入上限、目安)」を計算できる。フラット35、民間銀行の審査基準に基づいて試算しており、各銀行の審査に出す前に目安額が把握できる。また、毎月の返済額や、金利が上昇した時の返済額も試算できる。

借入可能額シミュレーション
年収(配偶者等の収入合算可能)
万円
借入期間(80歳までに完済)
シミュレーション結果を見る

 

住宅ローン実質金利ランキング[新規借入]
\シミュレーション/

住宅ローン借入可能額の計算方法・詳細

※ 元利均等返済、ボーナス払いなしとしてシミュレーション(計算)
※ 毎月返済額(変動金利)は、今後も変動金利が現在の水準を維持するものと仮定して試算。金利上昇は、6年目に+1.5%と仮定。フラット35は頭金10%の場合の金利を想定。民間銀行は、借入可能額の試算方法を公開しておらず、試算方法も違うので、あくまで目安としてください。銀行によっては、借入金額の上限、下限を設けている場合があるので、各銀行の約款等をご確認ください。
※ フラット35は、頭金が10%以上必要な金利でシミュレーション。
※ 借り入れには、借入手数料、保証料等が別途かかります。
※ 平均借入額は、返済負担率を21.8%としてシミュレーション(住宅金融支援機構のデータから平均値を算出)。
※ 借入可能額の計算方法、審査金利については、記事「住宅ローンの借入可能額を計算するのに必要な「審査金利」とは? 「年収」「返済負担率」などを使った計算方法を解説!」を参照。

住宅ローン借入可能額の早見表

 以下にフラット35と民間銀行の借入可能額の年収別の早見表を掲載しているので、参考にしてください。

◆フラット35の住宅ローンの借入可能額(年収別の早見表)

年収借入可能額(目安)月々の返済額
200万円1,547万円5.0万円
300万円2,321万円7.5万円
400万円3,611万円11.7万円
500万円4,513万円14.6万円
600万円5,416万円17.5万円
700万円6,319万円20.4万円
800万円7,221万円23.3万円
900万円8,000万円25.8万円
1,000万円8,000万円25.8万円

※新規借入、35年固定金利は1.84%(頭金10%以上)、借入期間35年としてシミュレーション。ボーナスなし、別途手数料等が必要。フラット35の借入限度額は8,000万円。住宅金融支援機構「年収から借入可能額を計算」を参照。2024年11月調査

民間銀行の住宅ローン借入可能額の目安(年収別の早見表)

年収 借入可能額(目安) 月々の返済額
200万円 1,411万円 3.6万円
300万円 2,117万円 5.5万円
400万円 3,226万円 8.3万円
500万円 4,033万円 10.4万円
600万円 4,839万円 12.5万円
700万円 6,351万円 16.4万円
800万円 7,259万円 18.8万円
900万円 8,166万円 21.1万円
1,000万円 9,074万円 23.5万円

※借入期間35年、融資金利は0.475%、審査金利が3.50%と仮定。返済比率は、年収400万円未満35%以下、年収700万円未満40%以下、年収700万円以上45%以下と仮定。2024年9月調査

 なお、銀行によって審査基準が異なるため、借入可能額も異なります。確実に借りたいのであれば、最初から複数の銀行に仮申込するのが鉄則です。

 また、「転職したばかり」「年収が少ない」などの不安要素があるのなら、「フラット35」の審査は緩めなので、審査に通りやすくなります。

借入可能額は年収の何倍?

 住宅ローン金利は徐々に上がっていますが、まだまだ低金利下で、かつてないほど借入可能額は増加しています。

 年収に対して、何倍くらいまで住宅ローンは借入可能なのでしょうか。

 借入期間35年で試算してみると、以下のように、7~9倍程度が上限となります。

借入可能額は年収の何倍?

(2024年7月金利で、当サイトシミュレーションを使い試算。借入期間35年)

年収 民間の銀行 フラット35
350万円

2,470万円

年収の7.1倍

2,708万円

年収の7.7倍

600万円

4,839万円

年収の8.1倍

5,416万円

年収の9.0倍

800万円

7,259万円

年収の9.1倍

7,221万円

年収の9.0倍

新築マンションの年収倍率は東京で10倍越え

 実際の物件価格も参考に見ておきましょう。

 2021年の新築マンションの年収倍率は全国平均で8.93倍です。年収が低い世帯は、一定の頭金などがないと購入できません。東京都に限ると、年収の14.7倍となり、資産がない限り購入は難しくなっています。

 一方で、中古マンションの年収倍率は全国平均で6.54倍となっており、サラリーマンでも購入可能といえそうです。ただし東京都は13.4倍で、頭金を用意しなければ購入は難しそうです。※東京カンテイ「新築マンション年収倍率」「中古マンション年収倍率

住宅ローン借入可能額の計算方法は?

 住宅ローンの借入可能額はどうやって試算するのでしょうか。実際に計算するには、以下の3つの数値が必要です。

・毎月返済額
・審査金利
・借入期間

毎月返済額は、年収と返済負担率から計算

 毎月返済額が多いほど、借入可能額は増えます。

 そのため、「思い切って、年収の半分を住宅ローンの返済に当てよう」と考える人がいるかもしれませんが、あまりにも住宅ローンの負担が多いと返済に困ってしまい、住宅ローン破綻する可能性が高まります。

 そこで銀行では、「返済負担率(返済比率)の上限」を設定しています。返済負担率とは、年収に対して年間返済額がどのくらいの割合かを示す数値で、以下の計算式で求めます。

返済負担率=年間返済額 ÷年収(税込)

 「年収」に、この「返済負担率」をかけたものが、「年間の返済額」となります。「毎月返済額」は、「年間の返済額」を12で割って求めます。

毎月返済額の上限=「年収」×「返済負担率の上限」÷12カ月

 「返済負担率」が高いほど返済が苦しくなるので、民間の銀行の場合、「返済負担率の上限」は、40%程度に設定している銀行が大半です。

 ただし、ホームページ上などでは数字を公表しておらず、「安定した収入のある人」や「当行指定の保証会社の保証を受けられる人」などと記載しているだけです。

 ダイヤモンド不動産研究所のシミュレーションの場合、大手銀行が採用している以下の基準で計算しています。

  • 年収400万円未満    返済負担率35%以下
  • 年収700万円未満    返済負担率40%以下
  • 年収700万円以上    返済負担率45%以下

 なお、独立行政法人・住宅金融支援機構が提供している住宅ローン「フラット35」は、「返済負担率」を公表しており、以下の基準となります。

民間銀行とフラット35の返済負担率を比較

  銀行 (公表)フラット35
 審査上の
 返済負担率
40%程度(銀行によって違う) 30%以下(年収400万円未満)
35%未満(年収400万円以上)

(参考)古い制度のままのシミュレーションもあるので注意

 国交省指定法人でもある住宅保証機構は、ネット上で住宅ローンシミュレーションを提供している先駆者です。しかし、情報が更新されず、古いままで放置されています。※現在は修正されています。

 借入可能額シミュレーションの試算結果ページには、下記のようにフラット35の返済負担率が記載されていますが、これは現在は使われている制度とは違います。平成19年(2007年)10月に、上記のように簡素化(年収400万円未満、400万円以上の2通り)されています。10年以上、情報の更新をしていないようです。※参考 住宅金融支援機構「10月よりフラット35のご利用条件を簡素化します

 このように、ネット上には現在は適用されない古い情報が掲載されいていることもあるので注意しましょう。

住宅保証機構の借入可能額シミュレーションページは更新されていない
住宅保証機構の借入可能額シミュレーションのページより。古い返済負担率が更新されずに残っている(2021年12月調べ)

審査金利

 金利が低いほど、借入可能額は高まります。低金利の現在は、従来よりも借入可能額が上昇しているのです。

 なお、借入可能額を計算する場合は、「審査金利」を使います。実際に貸し出す金利とは別に、住宅ローンの審査用に設定された金利です。銀行のホームページやパンフレットには記載されていません。民間銀行の審査金利の相場は3~4%です。

 一方で、住宅金融支援機構の住宅ローン「フラット35」の場合は、「実際に融資する金利」=「審査金利」で審査しているので、借入可能額を正確に試算することが可能です。

民間銀行とフラット35の審査金利を比較

  民間の銀行 (公表)フラット35
 審査金利 3~4%

融資する金利
(1%台前半)

借入期間

 借入期間が長いほど、借入可能額は高くなります。そのため多くの人は、なるべく長期間に渡って借りようとします。民間銀行の住宅ローンは35年を最長としている銀行が多く、借り手も借入期間を35年に設定する人が大半です。

 しかし、老後に住宅ローンを安定して返済し続けることは困難です。そのため、住宅ローンは「80歳までに返済完了」などと年齢制限がもうけられています。もし借入期間を35年間、フルに設定できるのなら、年齢は45歳までに借り入れをする必要があります。

 一方で、「安定した収入がある定年の年齢(65歳など)までに完済したい」という人も多くいます。自分の働き方や家族の状況に応じて、借入期間を決めましょう。

実際に試算してみよう

 以上の「毎月返済額」「審査金利」「借入期間」から、借入可能額が求められます。フラット35なら審査金利も公表されているので自分で計算できますが、非常に大変なので、下記のシミュレーションなどを活用しましょう。

借入可能額シミュレーションはこちら

(参考)借入可能額をエクセルで計算する方法


 借入可能額は、以下のように計算します。

①、年収と返済負担率から、毎月返済額の上限を求める。
②、「返済額早見表」(下記)を使って、審査金利、返済期間から、借入金額100万円あたりの毎月返済額を求める(関数電卓、エクセル等を使う方法もある)。
③、①÷②×100万円で、借入可能額を求める。

 

返済額早見表(元利均等返済、毎月払い、100万円あたり毎月返済額)

借入期間 審査金利
1.5%
審査金利
3.0%
審査金利
3.5%
審査金利
4.0%
15年 6207円 6905円 7148円 7396円
20年 4825円 5545円 5799円 6059円
25年 3999円 4742円 5006円 5278円
30年 3451円 4216円 4490円 4774円
35年 3061円 3848円 4132円

4427円

 この計算は複雑になるため、通常はエクセルや関数電卓を使って、試算します。

 エクセルの場合は、「PV関数」を使います。PV関数は「投資の現在価値を計算」するものですが、毎月返済額から借入可能額を計算するのにも使えます。
 具体的には、まず以下の3項目を用意します。


①月利(年利÷12カ月で計算)
②借入期間(例:20年×12カ月=240カ月)
③毎月返済額(年収×融資比率÷12カ月)


 以上の3項目について、PVの式に入れ込みます。


=PV(月利,借入期間,毎月返済額)

 

以上で、借入可能額が求められます。
 以下のリンクから、試作したエクセルファイル「借入可能額シミュレーション」をダウンロードできるので、参考にしてみてください。

エクセルファイル「借入可能額シミュレーション」をダウンロードする

 

エクセルを使った借入可能額の計算式(PV関数)
エクセルを使った借入可能額の計算式例(PV関数の例)

【借入可能額の注意点①】
限度いっぱい借りている人は少ない

以上のように、おおよそ自分が借りられる住宅ローンの額は計算できます。そこで、併せてシミュレーションしておきたいのが「無理のない借入額」です。

 実は、住宅金融支援機構が発表している「フラット35利用者調査」を見ると、返済負担率の平均値は21.3%と、上限に比べると低め。返済負担率が30%を超えるという人も7.7%にすぎません(2015年度下期)。目一杯借りているという人は意外と少ないのです。

 考えてみれば、人によって住居費、食費、お小遣い、教育費、貯金額は全く違うので、誰もが借入可能額を限度いっぱい借りて、無理なく返済できるわけではありません。

「無理のない借入額」の計算方法は?

 「無理のない借入額」の考え方は簡単です。まずは「無理のない毎月返済額」を自分の実生活から割り出します。

 「現在の家賃」と「毎月の貯金額」の合計から、住宅を購入による負担増加(固定資産税、管理費など)を差し引いたものが、無理のない毎月返済額になります。

無理のない毎月返済額 =「現在の家賃」+「毎月の貯金額」-3万円(固定資産税、管理費等)

 こうして割り出した「無理のない毎月返済額」から、「無理のない借入額」をシミュレーションしてみました。

「無理のない借入額」はいくら?

毎月返済額 無理のない借入額
借入期間
35年
借入期間
30年
借入期間
20年
6万円 1,857万円 1,659万円 1,249万円
8万円 2,476万円 2,212万円 1,666万円
10万円 3,095万円 2,765万円 2,082万円
12万円 3,714万円 3,318万円 2,499万円
14万円 4,333万円 3,871万円 2,915万円
16万円 4,952万円 4,424万円 3,332万円
18万円 5,571万円 4,977万円 3,748万円
20万円 6,190万円 5,530万円 4,165万円
22万円 6,809万円 6,083万円 4,581万円

※新規借入。金利は、21-35年固定金利が1.84%、15−20年固定金利が1.45%(頭金10%以上)、借入期間15年、25年、35年としてシミュレーション。ボーナスなし、別途手数料等が必要。フラット35の借入限度額は8,000万円。住宅金融支援機構「年収から借入可能額を計算」を参照。2024年7月調査

 実際に計算してみると、先ほどの「借入可能額」に比べて、「無理のない借入額」の方が少ないという人が多いのではないでしょうか。

 そういう人は、借入可能額を目一杯借りると、返済に困ってしまう可能性があるので注意が必要です。

 特にこれから子供が生まれる、またはまだ子供が小さいという家庭は、教育費が後になって予想以上に重い負担となりがち。教育費に限らず、将来、確実な出費が見込まれるものがあれば、別途、貯蓄してもいいでしょう。

 一方、どうしても借入額を増やしたいのであれば、食費、お小遣い、教育費などの出費をカットして、毎月返済額を増やせないか、チェックしてみましょう。

【借入可能額の注意点②】
「家賃並みの返済額なら大丈夫だろう」は危険!

 ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんは次のように話してくれました。

 「返済負担率が25%以内なら安心といった一般論をよく耳にします。しかし、こういう判断の仕方はとても危険です。年収が400万円の人と800万円の人では家計の中身がかなり違いますし、同じ年収であっても年齢や家族構成によって将来の家計設計はやはり違うはずです

 最初に試算した年収から分かる「借入可能額」は、あくまで最上限を知るためのもの。「無理のない借入額」も計算してみて、またどこまで出費をカットできるかも考えて、自分に最適な借入額を決めましょう。

 住宅ローンの「借りられる金額」=「返済できる金額」ではないことに注意しておきましょう。現在は低金利であるため、借入可能額は非常に高くなりがちですが、それが返済できるとは限らないのです。

 住宅ローンは返済し終えるまで最大35年かかります。ギリギリの返済計画であったり、金利が上昇したりすれば、返済が滞る可能性もあります。

 本当に安心できる毎月返済額は、現在の毎月あたりの出費などから計算できます。

<「本当に安心できる毎月返済額」の計算方法>
「現在の家賃(管理費、更新料など含む)」
+「貯蓄額」
-「将来に向けた教育費や老後資金の積み立て分」
-「趣味や旅行などレジャー費」
ー「固定資産税、マンションなら管理費」

 「現在の家賃並みの返済額なら大丈夫だろう」と考えてはいけません。その他の費用や子どもが大きくなれば教育費も増えていきます。身の丈以上に借りすぎないように注意してください。

借入可能額シミュレーションが便利

 ダイヤモンド不動産研究所の「借入可能額シミュレーション」は、年収、借入期間さえ入力すれば簡単に計算できるので、ぜひ試算してみましょう。

借入可能額シミュレーションはこちら

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新規借入2024年11月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

預金残高に応じた現金キャッシュバックキャンペーン実施中
実質金利(手数料込)
0.459%
総返済額 3242万円
表面金利
年0.329%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,629円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「安心保障付団信」などのオプションが充実
実質金利(手数料込)
0.510%
総返済額 3270万円
表面金利
年0.380%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
76,295円
おすすめポイント

手数料5.5万円〜と安く、自己資金が少ない人におすすめ

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 事務手数料11万円なら、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付く
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

新生銀行の住宅ローンは、手数料が5.5万円からと非常に安いので、うまく使うとおとくになります。特に「借り換え」で利用される方が多く、「新規」であっても「借入金額が大きい」「期間が短い」といったケースでは魅力的な銀行となります。

 

10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低いのも特徴的です。

商品も特徴的で、介護保障保険が付帯した商品や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

関連記事 SBI新生銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
【定額型】5万5000円~
【定率型】借入残高×2.2%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
(安心パックW(ダブル)の場合、借り入れ日から5年以内に完済すると、繰上返済手数料として完済時に別途165,000円必要)
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
11万円
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
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「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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住宅ローンおすすめ比較

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※サイト内の金利はすべて年率で表示

住宅ローンを利用するおすすめの方法 質問 FAQ

Qどの銀行の住宅ローンが安い?
A

実は銀行によって、得意な「金利タイプ(変動金利、10年固定、全期間固定など)」が違う。なので、借りたい金利タイプを決めてから、本当に安い住宅ローンを探すべき。

Q住宅ローン選びで重要なのは「金利」?
A

確かに、金利(表面金利)の低さは重要だが、それだけで比較すると、損してしまう可能性がある。住宅ローンを借りる際は「諸費用」がかかる。また10年固定金利などは、固定期間終了後の金利も考慮しないと、本当にお得な住宅ローンは見つけられない。手数料等込みの「実質金利」や「総支払額」で比較しよう。
詳しくはこちら

Qいくつの銀行に申し込みすればいい?
A

住宅ローンを借りるときは、なるべく複数の銀行に申し込むのがいい。というのも、審査に落とされたり、借入希望額を満額借りられないこともあるからだ。特に金利の低い銀行ほど、満額回答を得られにくいので、最初から複数銀行に申し込もう。
詳しくはこちら

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