ペアプロならぬシェアプロが良かった話 - Feedforce Developer Blog

Feedforce Developer Blog

フィードフォース開発者ブログ

ペアプロならぬシェアプロが良かった話

ハン・ソロ見て以来、スター・ウォーズシリーズを見返してます。id:pokotyamu です。ケッセルラン最高だった!

シェアプロって何よ?

すっかり熱くなってきてそろそろ夏本番ですね🏄

弊社でも、4月に入ってきた新入社員が各チームに1週間お試しで配属されるローテ研修が始まりました! うちのチーム、 dfplus.io はバックエンドエンジニアが2人だったため、受け入れのタイミングでみんなで1つの作業をするペアプロ形式でやろうという話になっていました。

ペアプロでやろうと思った理由としては、

  1. チーム独特な書き方をしている部分もあるので、その場で疑問を解決出来るようにする
  2. 開発経験が浅いので、より良い開発のためのプロセスを教える
  3. レビューをその場で行うことでコードの質を担保する

などが、あります。

特に2番の開発プロセスについては、仕様から実装までの流れを教えたり、ブラウザのショートカットや、黒い画面と友達になる方法、エディタの使い方 1 なんかも教えることが出来るので非常に有効だと思います 👍

本来ペアプロは1つの PC で同じ画面を見ながら行うことが多いと思います。ただ3人でやろうとすると、若干画面までが遠い。そして、我 io チームにはまだ大型ディスプレイがないからモブプロ形式でもできない 😇

というわけで、考えた結論として出たのが Slack call を使った シェアプロ でした!

やり方は凄く簡単です。

  1. Slack call を使ってみんなが入れる部屋を用意する
  2. マイクをミュートにする
  3. ドライバーの人が画面共有を使って画面をシェアする
  4. コーディングスタート 🖥🖥🖥

メリット

ペンでの指示出し

ペアプロの時に画面をペンで指さしたりしてないですか? Slack の画面共有でやればその必要がなくなります!

f:id:pokotyamu:20180706170743g:plain
実際の共有画面
ナビゲーターの人は口頭で言いながら、マウスで指示したい場所を指すだけです。 これで遠いモニターへ手を伸ばしたりせずに意図を伝えることができます✏️

普段どおりの環境で開発

  • モニターを支給されていても、メインでは手元のラップトップの画面を見て開発をしている
  • モニターにつなぐのがめんどくさくてつなぐのやめた

こんな方にも、普段の開発でやっている環境で作業をすることができます。

また、ナビゲーターもドライバーの画面を覗き込む必要もなくなります。

デメリット

やってみて感じたデメリットとしては

  • 長時間シェアし続けると Mac が熱くなる
  • 全画面にすると自分の画面と見間違う
  • PC 版でないと画面共有を見ることができない

ぐらいでした。

1個目については、長時間作業の防止的にも使えるんじゃないか?とも思っています。 ペアプロ1日やると結構体力使いますしね😓

なぜ Slack call なの?

これについては、弊社で Slack を使っており、お金が発生せずに画面の文字も潰れることがないというぐらいの理由です。

リモートがもっと活発に使われているような会社さんでしたら、別なツールでも良いとは思いますが、新しくツールを導入する必要がないことや、お金がかからないというのは始める心理的障壁がぐっと下がると思います💰

まとめ

今回はさっくりとペアプロならぬシェアプロをご紹介しました!

自分たちも深夜作業でシェアしながら作業をしたことをヒントにやってみようとなったので、やり方によっては、リモートチームでも出来ると思うのでぜひぜひ一度お試しください!

f:id:pokotyamu:20180706180757j:plain
ローテ研修で来てくれた K くん


  1. 実際は、バックエンドエンジニア2人とも Emacs 派で VS Code のことがわからなかった模様