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mablers_JPでドメインエキスパートとQAについて登壇しました

SDET / SREのsumirenです。 2023/12/21に開催されたmablers_JP オフラインMeetUpにヘンリーから登壇しました。その際の登壇内容について、こちらのエントリにサマリを記します。

当日のアーカイブは以下になります。よろしければぜひご覧ください。

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イベントを運営・企画いただいた運営の皆様に感謝します。ありがとうございました。

背景

ヘンリーは医療ドメインにディープダイブし、複雑な診療報酬制度に向き合っています。難解なドメインでお客様のペインに正しくアプローチするために、ヘンリーではドメインエキスパートが活躍しています。ヘンリーで活躍しているドメインエキスパートについては、こちらの記事も是非ご覧ください。

ドメインエキスパートの知見をサービスの品質に最大限活かすため、ヘンリーではドメインエキスパートがQAの役割も担っています。これにより、「実際には医療事務さんはこういう使い方をしない」であったり「この診察をしたときには、厳密にはこういう金額計算になる」といった業務への深い洞察をサービスの品質に活かすことを目指しています。

登壇内容

上記のドメインエキスパートの知見を自動テストにおいても活かすため、ヘンリーではローコード自動テストツールであるmablをドメインエキスパート中心で運用しています。

ローコード自動テストツールとはいえ、実際にmablを非エンジニア中心で運用しているケースは少ないのではないかと思います。ヘンリーでは様々な工夫をしながらこうした尖った運用を実現し、自動テストの領域においてもドメインエキスパートの知見を活用することに挑戦しています。

イベントでは、こうしたドメインエキスパート中心のmabl運用について、組織やプロセスの設計における工夫の事例をシェアさせていただきました。

最後に

ヘンリーの組織にはまだまだQAの課題があります。

ドメインへの理解度が高い一方、QA自体の専門性が不足しているため、一般的に検知しやすいバグが摘出できないこともあります。また、QA専任の方はいないため、長期的な品質戦略や計画を立てたり、品質のボトルネックを積極的に特定して課題解決を推進することもできていないと言えます。

制約の中で、ドメインエキスパートやSDET中心で定例や改善活動を回し、今自分たちにできるQAにチームで向き合っているというのが現状です。

そうした背景もあり、ヘンリーでは1人目のQAエンジニアを募集しています。ドメインエキスパートとQAエンジニアの専門性をシナジーさせることでサービスの品質をさらに高めたり、プロアクティブに品質戦略に臨む組織体制を作っていきたいと考えています。

興味を持っていただけましたら、ぜひカジュアル面談でお話させてください。よろしくお願いいたします。

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