BLOOD Cに期待していたのですが・・・ 開いた口が塞がらない。このアニメに対して自分が持つ印象はこれ。 小夜は誰かを守ると言っておきながら、普通に何人か見殺しにしたあとで助けているという矛盾。本当に助ける気があるなら、まずは偽善に満ちた言葉を吐く前に敵を攻撃するべきでは。しかも、結局は助けられてないし。瞳が赤くなればパワーアップするが、発動するタイミングがよく分からない。見ている限り、瞳を赤くする発動要因は怒りや自己防衛本能も関わっているが、本人もある程度コントロールできている模様。それなら、最初から赤くすればいいのでは?と考えてしまう。 それに、小夜の誰かを守るという言動。察するに、小夜が悲しみ守りたいと思うのは父様、ギモーブ作る人、他、学校の親しい友人など、身近なごく少数の人たちなのかもしれない。現に、あれほど一般人が死んだにも関わらず、悲しみや助けられなかったことに対する悔恨があまり見られない。逆に、双子が死んだときにはおおいに嘆き悲しんでいたが、何を今更泣いてやがると思った。BLOODシリーズに限ったことじゃないが、普通の感覚を持つ主人公なら、目の前で例え面識無い人が亡くなっても、何かもう少し想うところがあるはず。 これで、小夜が戦いを楽しんでいる描写でもあるならまだしも。そうではないから、余計に始末が悪い。 しかし、ちゃらんぽらんな恥ずかしい歌を歌うこの主人公はいまいち分からない。「父様」や何かに感情をコントロールされているにしても、もうちょっと何か言えよと言いたくなる。もしも、操られていなくて素でこれだとしたら、どうしようもない。 拍車をかけるのはあの犬。ファンシーな犬野郎は余所に行けと、見ていてそう思った。 後、これ1クールで終わるらしいですね。人気が出れば2クールも有りうるかもしれないが、現状だと、どう転んでも有り得なさそう。とにかく、このアニメは突っ込みながらでないと見れない。 最終話辺りでどんでん返しがあることを期待して、とりあえずは「悪いと思う」で止めておきます。 皆さんはこのアニメをどう思いますか？