☆20歳未満の障害基礎年金には一定の所得制限が設けられており、前年の所得に応じて、その年の8月から翌年の7月まで、その支給が停止されることがあります。 ★単身(=扶養家族のいない場合） ○所得が3,604,000円（給与収入で5,183.000円）以下→全額支給 ○所得が3,604,000を超え4,621,000円（給与所得で6,451,000円）以下→1/2支給停止 ○所得が4,621,000を超える時→全額停止 ☆扶養家族がいる場合、1人増すごとに、所得に380,000円を加えます。この380,000円という金額は”税法で言う扶養控除”です。 ★つまり、社保庁のいう2人世帯とは、例えば本人+配偶者、あるいは本人＋子供等のように、本人と扶養家族1人のことを指しています。”子供がいて4人家族”とは、本人、配偶者、年少の子2人でしょうか？ 扶養家族3人となるので、単身の場合に、大雑把に考えて、1,140,000円(380,000×3人）を加算したものを目途と考え下さい。 <参考：旧社保庁の説明文> 20歳前傷病による障害基礎年金にかかる所得制限 20歳前に傷病を負った人の障害基礎年金については、本人が保険料を納付していないことから、所得制限が設けられており、所得額が398万4干円(2人世帯)を超える場合には年金額の2分の1相当額に限り支給停止とし、500万1干円を超える場合には全額支給停止とする二段階制がとられています。