質問者さん、現代史の尺度が狂ってんじゃないか？ 「存在していた」じゃなく、ベルリンの壁が作られた段階を記憶してる人、だとしても「超長生き」では全然ない。壁の建設が始まったのは、冷戦が激化した1961年。意外な事に終戦直後の分断統治開始からはずいぶん時間が開いてるんですよ。途中、何回か西ベルリン封鎖騒ぎがあって、怪しい状態ではあったけど、しばらくは行き来が出来ていたのです。東側っていよいよヤバくね？という空気が見えて来て、一気に西側に人が流出する状態になってきたために壁が築かれたのでした。なので、突然往来が禁止されて壁の建設が始まった日、仕事先に行ったままとか親戚や知人に会いに行ったまま、自分の家のある地区に帰れなくなってしまった人も多かったと言います。 さて。この時新聞やニュースを見てはっきり意味が分かった世代として、1950年生まれ（10～11歳）と考えてみると、敦賀開業（2024）時点で74歳。いやいや小学生じゃ意味が理解出来んだろ、という事で、高1＝15歳を条件にするとしても、1946年生まれの78歳。全然「超長生き」ではないっすよね。 敦賀開業時点で「超長生き」とするには、最低でも100歳でしょ。となれば1924年生まれ。その世代が物心ついた頃という事なら、たとえば1932年の満洲国建国とか5・15事件とか。33年の国連脱退とか。↑の例といっしょで、10歳前後じゃ理解出来ないだろ、と言うのなら、36年の2・26事件とか、37年の日中開戦（支那事変）とか、39年の第二次大戦開戦（ドイツのポーランド侵攻）とか。それをしっかり覚えていて敦賀開業を見届けたなら、まあまあ長生きだとは言えるかも。 …でも今の時代、それでもひょっとしたら「超」は付かないかもなぁー。去年100歳以上の人って９万５千人もいたんだよね。