一般的に鉄拳の中級者~上級者間では「ショーアパがG-1F持ちは強い」と言われています。
他にもシャヒーンやレオ、ニーナなどが持っており総じて接近戦に強いキャラですね
触った後に相手の行動を促せる&相手行動に対して自身の行動を決める事が出来る点が大きいかと思われます。
取り敢えずの固めや繋ぎとしてジャブや3LPが使われる事が多いですがジャブはやはり上段なのでしゃがまれたり
しゃがみステータスの技や潜り性能のある技に負けたり浮かされたりなどのリスクがあります。
その点で3LPはガードされても-1Fなのでリスクがないとの事になります。
→+8取りたかったら別の技があるのでは?
上記の理由からリスクを少なく+Fをとれる技という事になります。
ヒットさせれば+Fを取れる技は多々ありますが確反があったりしゃがまれたり、ガードされた時に+Fが3LPよりも大きいからです
また、-1F~3Fは相手にとっても自分にとっても微不利・微有利になるので横移動で相手の攻撃をかわしてスカ確をとるか否かの瞬間でもあります。
そしてリリはアリサと並び全キャラ屈指の横移動性能を誇るので3LPをガードさせて横移動からのスカ確を強く狙っていけます。
またヒット時は+8とれるという事は相手の最速の反撃がジャブの10Fなのでステータス関連やパワクラ、下段捌きを除けば「択を迫れる状況」となります
例えば3LPがヒット→通常投げに行った場合は相手はしゃがむか投げ抜けするぐらいしか出来ません
最速ジャブでも投げられます、ライトゥーはジャンプステータスに移行する前に投げられます
バックダッシュも下がる前に投げられます、横移動も通常投げはホーミング性能なので投げられます(抜けるしかない)
投げを抜けるかしゃがみPやしゃがみステータスで止めるぐらいです。
+8Fで相手の最速ジャブが10Fですので発生18Fまでの技で択りに行くイメージです。
そして相手が暴れてリリの攻撃を貰った場合は投げさえもカウンター扱いになります(抜け猶予Fが短い)
※ステータス技で暴れる、ガードして確反狙いなどリリ側にリスクが全くないという訳ではありません
特に上段攻撃は鉄拳では「相手の攻撃モーションが出ている場合の2入れしゃがみは1Fでしゃがめる(しゃがPは別)」とのルールがありますので注意が必要です。
総括するとリリの3LPは固めと、そこから択に行くまでの繋ぎのパーツとして重宝します。
ワンツー→3LPから横移動で様子見&スカ確狙い、3LPから3LK(ガードさせてリリ+3F&相手しゃがみ)から再度3LPで割れない攻撃の繋ぎ、3LPから2LPRP(ローハイ)で背向けに行ってからの背向け択、ジャブ→3LPで固めて→3RKで下段23ダメ取りに行くなど非常に有能な小技ですね
なので上級者は「そもそも3LPを横移動で交わしにいこう」と考えるのでキャラの3LPが左右どちらに強いかはかなりの確率で調べます。リリは右移動・右歩きには強いですね、左移動・左歩きされるとスカってしまいます。(調べるキャラの横移動性能や距離に依存しますが)
臥龍と真龍ぐらいの段位帯では横移動や割れない連携はそこまで使われないかも知れませんが割れない連携は帝段ぐらいまではそれだけで勝てたりもします。
中級者以上だと3LPをヒットさせられたり起き攻めの際の3LKをガードした後に動く人はいないと思います、それは動くと経験でリリ側から逆に手痛いダメージをもらってしまう事を知っているからです
他にも各種バラードステップからWK上段をガード(乱発するとしゃがまれて浮かされます)させて+6Fからの攻めやバラードステップから両P投げなどですね、割れないというより咄嗟に反応する事が難しい連携です。
以上、長文すみません
参考になれば幸いです。