レンタルスキーの場合は、エッジ角が甘かったり、角が丸まってしまっていたり、フレックスが柔らかすぎたり、軽すぎたり、エッジにバリがあったり、角に欠けた部分があったりと、中には良い状態とは言い難いモノもあるでしょう。 そこまでのモノでなくても、普段使い慣れていないスキーを履くと、思いもよらない転倒やバランスを崩してしまうこともあります。自分所有のトップモデルのスキーから、試乗会で下のランクのモノを試し履きしたときに、中にはふらつきとズレちゃうのがひどくて、身も心もそのスキーに任せられない感じで、下肢も疲れてしまったという経験があります。 この点で、初級者用のスキーがすべての初級者に適しているか疑問に思うことがあります。初心者であっても体重が重いとか、身長が高いと、短くて軽くて柔らかすぎるスキーはどうなんだろうと思うのです。 逆に、上級者用スキーの中には、硬くて体重をかけても撓みにくいのか、思惑通りにターン始動をさせられるないモノもあります。 小遣いに余裕があるならば、自分のテクニックと滑りの傾向に合ったブーツとスキーとストックは自前で持って行った方が良いでしょう。知人の中上級者が小遣い的に余裕が無いからと、安易に安いモノを買った結果、初級者用のモノを買っている人がいます。中上級者が硬い雪面でそれなりにスピード出したら、ふらついたりズレちゃって嫌気がさせている人もいます。初級者用を買ってしまったのです。ふらつきやずれを抑えるために下肢の捻りが強くなってしまって、それが滑りに悪影響が出ている感じなのです。楽しさが減ったような感想を漏らしていました。 ブーツはプラスチックの経年劣化の関係で５年らしいですが、前にシーズンでの終了後の洗浄と保管の方法が良ければ、もっと持ちそうですね。 スキーは１００日程度持つらしいですが、やはりシーズン終了後の滑走面の手入れと湿気が無いところでの保管が良ければ、エッジが錆びないし、滑走面がけば立つこともありません。ただし、ビンディングのプラスチック部分は経年劣化するでしょうね。 プラスチックの経年劣化を考えれば、私の場合は小遣い的にゆとりが少ないと2年落ちぐらいまでのモノを買っています。