検査項目にEIAカ（EIA価の事です）とあるので、検査キットはデンカ生研の「ウイルス抗体EIA「生研」ルベラIgG」です。 妊婦の基準値３２倍以上というのはＨＩ法（赤血球凝集抑制法）という検査法の基準値で、貴女が受けられたのはEIA法（酵素免疫測定法）という検査法ですので検査結果の数値も異なります。 デンカ生研のEIA法キットによるワクチン接種の必要性を判断する基準値は８.０未満ですので、EIA価 ７２.２という検査値は十分な免疫を保有しているという状態でワクチン接種は不要です。 因みに７２.２というEIA価をＨＩ抗体価に換算すると、１２８〜２５６倍以上である確率が高いです。 その為このまま妊娠されても問題無いですが、妊娠初期検査で風疹抗体価を測定する際に２５６倍以上の抗体価の場合は産婦人科診療ガイドラインで再検査（最近の風疹感染の疑いの為）することになっているので、初期検査で２５６倍（妊娠初期検査はＨＩ法で検査される事が一般的です）以上という結果が出たら、医師に再検査が必要と言われますので、その際は今の検査結果の記録を提示して妊娠前から抗体価が高かった事を伝えてください。 そうすれば無駄な再検査は避けられます。