まず結論から申し上げると、 • What smell is that fruit smell? は、文法的に大きく誤りというほどではありませんが、非常に不自然で日常的にはほとんど使われません。 • What does that fruit smell like? は自然で、一般的な言い方です。 1. “What smell is that fruit smell?” の違和感・不自然さ この文は直訳すると「その果物の匂いは、どんな匂いですか？」というよりも、「“あの果物の匂い”という匂いは一体どんな匂いなの？」という、少し回りくどい言い方になります。文法的に完全に誤りとは言い切れない部分もありますが、英語として非常に不自然で、日常会話ではほぼ使われません。 たとえば「What is that fruity smell?（なんだかフルーティーな匂いがするけど、それは何？）」などのように、「What is …?」を用いる方がまだ自然です。 2. “What does that fruit smell like?” の自然さ こちらは、直訳すると「その果物はどのような匂いがしますか？」という意味になり、 • What does X smell like?（X はどんな匂いがするの？） という、英語でよく使われる定型表現のひとつです。日常会話でもネイティブがよく使う自然な聞き方になっています。 まとめ • What smell is that fruit smell? • 不自然・日常的ではない表現。 • 場合によっては冗談めかした言い回しや、意図的に変わった言い回しとして使うことはあるかもしれませんが、通常の「その果物はどんな匂い？」を伝えたいときには避けたほうがよいでしょう。 • What does that fruit smell like? • 「その果物はどんな匂いがしますか？」という自然かつ一般的な表現。日常会話で安心して使えます。 「その果物はどのような匂いがしますか？」を素直に英語にするときは、What does that fruit smell like? を使うのがベストです。