①フリーランスの編集者兼ライター ②大学時代、バックパッカーとして海外放浪旅行をしていた際、旅先で出会ったフリーライターやカメラマンとの話の中で、出版系の仕事（ライターや編集者）が面白そうだなと興味を抱いたのがきっかけです。 ③特にありません。もともと教員志望でしたが採用試験に落ちて、家業を継ごうと思っていた時期に旅先で②のような出来事があったので。ただ、結果的に役立ったと思うのは、大学時代にジャンルを問わず、いろんな本や雑誌を読み漁っていたことです。知識教養が広がり、文章力もアップしましたね。 ④取材でいろんな場所に行けることですね。もともと旅好きでフットワークが軽いのを仕事関係の方も知っているため、地方はもちろん、海外取材の話もたまにですがあります。 あとは著名人に会えることかな。業界に入る前はちょっとミーハーなところがあったっため、それがこの業界に入った理由の１つだったりします（笑）。 ⑤忙しいこと。現在は40代で大病を患ったこと、地方に移住したこともあって仕事量をセーブしていますが、以前は身体を壊すほど仕事をしまくっていました。徹夜で仕事なんて当たり前のようにありましたし、丸1日オフの日なんてないほど仕事をしていましたね。そのため、若いころはすれ違いで当時お付き合いしている女性と何度も別れるハメになっていました。 ⑥これは④でも少し話しましたが、取材で知り合った著名人の中には、その後も仕事抜きでお付き合いさせていただいる方がいます。また、同じ業界のいろんなクリエイターと繋がることもでき、そうしたことも含めて幅広いジャンルの方と仲良くなれたのは財産だと思っています。 ⑦すでに変化の真っ只中ですね。紙媒体からネットに移行しつつあり、ちゃんと稼げる方の割合は少ないですが「Webライター」を名乗る人たちが業界未経験でも気軽に始めることができる。これはひと昔前まではなかったことなので。今後ますます変わっていくでしょうから、そうした流れにいかに対応できるかが自分を含め、同業者たちの大きな課題になるでしょうね。 ⑧とりあえず、学業を疎かにしないのは当然のことですが、少しでも活字に触れておくことかな。小説、ノンフィクション、実用書、新書、雑誌……、話題になったもの、ベストセラーを記録したものだけでもある程度読んでおけば、数年という単位で積み重ねていけば知識教養が広がりますから。その中に新たな関心を抱くようなことも見つかるかもしれませんし、そういうものが出てくるといいですね。 以上になります。 どこまで参考になったかわかりませんが、将来を考える上でお役に立てれば幸いです。