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変形性膝関節症の疑いの者です。 週一でリハビリに通い、毎日ストレッチしていたら、あまり痛くなくなりました。進行性の病気ですが、現状維持ってあるんですか?ご返答よろしくお願い致します。

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回答(3件)

私の場合、SAMeというサプリが効果があり、2年ほど服用していましたが、最近は入手が楽なゼラチンに変えています。こちらもしっかり効果があります。

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現状維持、ありますよ。上手くいけば、何年、何十年と出来ます。 私は膝の怪我と先天性の疾患による手術のため 20歳代から数十年間、保存療法でしのぎましました。 変形性膝関節症の治療法は3つ。 保存療法と手術、再生医療です。 初期であれば、保存療法で、一番重要なのが筋力を鍛えること。 大腿四頭筋をはじめとした膝や膝周年の筋力を鍛えることにより、膝の関節を保護します。 また、膝が安定化します。 下記に変形性膝関節症についてまとめたものを載せておきますのでご参考いただければ光栄です。 悪化した時のために、手術も含め載せておきます。 ーーー 変形性膝関節症について ーーー ◯変形性膝関節症は膝へ負担をかけることにより、 軟骨の摩耗により発症する疾患です。 一度摩耗してしまった軟骨は 現在では、元に戻りません。 通常、脚の筋力が衰えた中高年に発症します。 例外として、若い人でも発症します。 若い人が発症するのは、 ①膝の大きな手術を受けた経験がある場合。 ②膝の半月板損傷などの大怪我の経験がある場合。 ③膝の感染症を経験している場合。 上のどれかに該当する場合は、 若くても発症するケースもあります。 ◯進行度は… ・初期:立ち上がりや歩きはじめ、長く歩くと膝が痛みます。休めば痛みがとれます。 ・中期:歩くと膝が痛み、正座や階段の昇降が困難になります。 (歩行は膝に体重の約3〜5倍の負担がかかると言われています。 ランニングだと更に負担が増します) (階段を上り下りする際は、膝に体重の4~7倍の負荷がかかると言われています。そのため異常が膝に発生している場合、階段の上り下りで特に痛みが出やすくなります) ・末期:変形がひどくなり、膝の曲げ伸ばしが しにくくなり、歩行も困難になります。日常生活に支障がでます。 ◯治療法は 現在では2つ。 温存(保存)療法と手術となります。 将来的には 再生医療も加わると思われます。 (現在、多少は使えますが高価です・酷い状態では無理でした) *温存療法(保存療法)について… 痛みの緩和が目的となり、 膝関節の負担の軽減と保護になります。 ①体重を管理し膝関節への負担を軽減させます。 ②生活様式を洋風に変えて負担を軽減させます。 ③最も重要なのが筋力の強化です。 大腿四頭筋をはじめとした膝や膝周辺の筋力を強化する事で膝関節が安定化し、 膝を保護する事が重要となります。 要するに自然のコルセットを身につける事になり、保護してくれます。 ④サポーターや足底板(O脚など)などの装具を使用する事により負担を軽減し保護してくれます。 ⑤痛み止めなどの内服薬、湿布やクリーム、ゲルなどの外用薬などを処方して頂き、痛みを緩和させます。 また、ヒアルロン酸注射を数回行う事もあります。 ただし、効果は個人差があり、効果が無い場合もあります。 ◎痛みを薬などでコントロールし、 脚に筋力をつけていきます。 *手術に関して 手術には、関節鏡(関節鏡視下手術)、 骨切術(高位脛骨骨切術)、 人工関節置換術の三種が有ります。 ①関節鏡は、穴を開けるだけなので簡単な手術です。 棘などの除去や関節内を掃除、関節を洗うなどを行います。 入院期間は1〜2週間程度です。若く筋力が衰えていない人は、 リハビリをほとんど行わないで済むので、入院期間は短くなります。 ② 骨切術は、曲がってしまった脚を真っ直ぐに矯正する手術です。 O脚の方に多く用いられる手術です。 膝をまっすぐ伸ばしたり、深く曲げることができる事が前提条件で、 膝の曲げ伸ばしが十分にできないほど膝が硬くなってしまうと骨切術は無理とされています。 また、年齢的には65歳までの人で中度程度の人に勧められる手術です。 入院期間は3〜6週間程度となります。 自分の骨を温存できるので、 制約がほとんどなくスポーツや山登りなど活動的な生活が出来ます。 とても有意義な手術ですが、残念ながら、 痛みがとれにくいというデメリットもあるようです。 また、全ての人に、この手術が妥当というわけではありません。 (以下は骨切術が適さない方です) 無理な人もいるので注意が必要です。 ・摩耗の仕方により、この手術は不可能となります。 片側の軟骨が まだある状態である事が必要です。 (両側の軟骨がない場合は適さない手術となります←軟骨のある方にズラす手術なので) ・また、靭帯に問題があっても上手くいきません。 ・骨粗鬆症の場合、骨がもろく、くっ付きにくいので問題があります。通常の人より日数がかかる可能性があります。 ③人工置換術は、人工に置き換える手術で 完治が目的となります。 ただし、正座は出来ません。 また、耐久年数(最大20年)や菌に弱いというデメリットもあります。 人工は、全と一部があり、一部の場合は、全部より制限が少なくなります。 手術前に行っていたスポーツであれば、筋力が付けば可能となります *①関節鏡と②骨切術は 将来 悪化する可能性があります。 *②骨切術は摩耗した軟骨にはほとんど手をつけないので痛みが残るケースもあります。 *人工は行うと戻せないので良く検討をしなければなりません。 人工を行う時は、膝の曲がりが悪くなり正座は出来ない状態でこの手術を行う時が多いです。 膝関節が悪い時は、出来れば正座は行わない方が良いとされています。 両膝同時の手術も可能ですが、 筋力が衰え、なかなか筋力がつかない人は、両膝同時に行うと治りが遅くなる可能性が高いです。 *手術を選ぶ場合は、 痛みが強い時、 痛みが長期間続く時、 生活に著しい支障がある場合は 手術をselectします。 また、考え方にもよるようです。 手術し生活レベルを上げようと思えば、 その時が手術する時とも言えます。 生活レベルとは、例えば、引きこもらないで、自由に外出を楽しみたい…などです。 どの手術を選ぶかは、膝の状態や個々の生活の仕方で決めます。 デメリットとメリットをよく把握し手術すると良いかと思います。 ・例えば、軟骨の摩耗の仕方が片方は問題が無くエアロビクスなどの激しい運動を行いたい時は骨切術、 ・軟骨の摩耗がひどく歳だから家で散歩程度でいい…という場合は人工置換術、 と決めていきます。 もちろん、専門の医師と相談の上決めます。 この知恵袋のなかには、質問&回答形式で 病院を宣伝する方がおられますので、 ご注意された方が良いかと思います。 宣伝される方は、メリットを強調し、デメリットはほとんど載せませんので、 手術には必ずデメリットがあります。 また、メリットも個人差があります、 ご注意なさって下さい。 どの手術もリハビリとの両輪が重要です。 よくするためには、 リハビリを適正に行なう必要があります。 リハビリは筋力を付け、歩行、階段、可動域の確保(膝の曲がり)などです。 (入院中に良くなったと思っても帰宅すると家の生活が厳しい時もあります。家の構造にもよりますが…) 長文乱文で失礼致しました。 お大事に。 -----------

詳しくご説明頂きまして誠にありがとうございます。現状維持ってあるんですね。 保存療法で頑張りたいと思います。 ありがとうございました。

大腿四頭筋強化は基本のプログラムです。鍛えられて体重が減少すれば膝への負担は減ります。もうすぐ再生医療が始まります。待ちましょう