細編みで円を編むときは、必ず6目でスタートして2段目以降は毎回6目づつ増やしていきます。なので1段目は全部で6目、2段目は12目、3段目は18目といったように６目づつ増えていきます。細編みの場合に6目でスタートしなかった場合には綺麗な円になりません。(もし細編みの円を12目で編んだら円がぼこぼこして平らにならないです。) 一方、長編みで円を編むときは、必ず12目でスタートします。2段目以降は毎回12目づつ増やしていくので、1段目は全部で12段、2段目は24段、3段目は36段といった具合です。こちらも12目でスタートしなかった場合(例えば12目よりも少ない場合)には円がスカスカに隙間が空いたような見た目になってしまいます。 細編みと長編みでは編み地の雰囲気が変わりますので、ざっくりとした風合いのものが編みたい場合には長編みを、しっかりしたものや形を綺麗に保ちたい場合(バゲットハットや編みぐるみなど)には細編みで編むのが良いかと思います！ なのでサイズなどの都合で編み方を変える必要はあまりなく、ご自身の編みたいもののサイズになるまでどちらかの方法でひたすら編んでいくことになります。(長編みの方がざっくりと編んでいくので早く編めるということは言えます) 参考になれば嬉しいです。