保護して3年目でも、保護時に既に高齢だったということなんですよね。
つまりそれまでは野良さんで食べるものに困り、他の猫さんなどに奪われる前に急いで食べる習慣が身に着いているのではないでしょうか。
想像できることとしては慌てて食べるせいで高齢猫さんの飲み込み(嚥下)が間に合っていないような気がするということです。
ヒトでも高齢になれば嚥下障害が現れます。ちょうど高齢者のモチの季節ですが・・・この点、身体の仕組みは同じです。
したがって慌てて一度に大量を食べないことです。
もし食事の時間を一緒に付き合ってあげられるようでしたら、ペース配分して一口ずつ与えてみてください。
カリカリなら数粒ずつ、ウェットなら一口ずつ食べたら追加、食べたら追加・・・という感じに。
また、喉のすべりが良いようにカリカリをぬるま湯やちゅ~るスープなどに浸して、飲み込みやすくするのもいいかもしれません。
もし食事の時間に付き合っていられないようでしたら、一度にがっつかないようにお皿を小分けに数か所に配置し、食べたくなったらチョコチョコ食べができるようにしておくなどの工夫もいいかもしれません。
こうすると小猫ちゃんや若猫さんの場合は食べ過ぎ問題が考えられますが、高齢猫さんの場合は食が細くなってくるので食べてくれたらむしろラッキーくらいでいいかもしれません。
もし大食いな高齢猫さんで肥満の心配があれば、カロリーの低いフードにして調整すればチョコチョコ食べスタイルも可能です。
猫さんが落ち着いてゆっくり食べられるようになるといいですね。