高1 古文 栄花物語 栄花物語の次の文章の現代語訳をしていただきたいです。
高1 古文 栄花物語 栄花物語の次の文章の現代語訳をしていただきたいです。 后の宮悩ましうせさせ給ひければ、宰相、宮の御とぶらひに出だし立て奉らせ給ふ。「参りてはいかが言うべき」とのたまはすれば、「『御悩みのよしうけたまはりてなむ』とこそは申し給はめ」など教へられて、参り給へれば、例の呼び入れ奉り給ふに、ありつることをいとよくのたまはすれば、宮悩ましう思せど、うつくしう思しめして、「さはのどかにまたおはせよ」など聞こえさせ給ふ。まかで給ひて、宰相に「ありつること、いとよく言ひつ」とのたまへば、いで、あな痴れがましやと、いと心づきなう思して、「いかで『言ひつ』とは申し給ふぞ。それはかたじけなき人を」と聞こえ給へば、「おいおい、さなりさなり」とのたまふほど、いたはり所なう心うく見えさせ給ふを、わびしう思すほどに、天禄三年になりぬ。