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完全非弾性衝突では、2物体の変形がもとにもどらないで残るのです。 衝突時に生じる変形がもどらないということは、2物体がその撃力を受けている間の変位が異なることになります。すると、2物体が撃力から受ける仕事の絶対値に差が生じます。そこで仕事合計は必ず負になり、それが運動エネルギーを減らすのです。 通常衝突現象の考察においてこうした物体の変形は議論されませんが、実は弾性衝突と非弾性衝突の違いは、変形が弾性的で完全に戻るか、それとも戻らずに塑性変形が残るか、という違いなのです。
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