参考程度に聞いて下さい。 一般的には、現在保有している外貨を一度日本円に戻してから別の外国通貨へ再両替するより、直接別の国の通貨に交換できるのであれば、その方が手数料面で有利になる可能性が高いです。両替のたびにスプレッド（買値と売値の差）や手数料がかかるため、余計なコストが発生します。 ただし、いくつかの注意点があります。 1. **交換可能性**： 現地で自分が持っている外貨（例えば米ドルやユーロ、もしくは取扱いの多い通貨）を次に行く国の通貨へ直接両替できるかどうかは、その国や地域、両替所・銀行が取り扱う通貨の種類に依存します。主要通貨（米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルなど）であれば比較的容易ですが、マイナーな通貨同士の直接交換は難しい場合があります。 2. **レートの比較**： 現地での直接交換レートが悪い場合や、日本で間接的に円を経由してでも、結果的に有利なレートが手に入る場合もあります。必ずしも直接交換が最安になるとは限らないため、事前に複数の両替方法を比較した方がよいでしょう。 3. **利便性と安全性**： 多額の外貨現金を長期的に保有し、次の旅行先まで持ち越すのは紛失・盗難リスクも伴います。また、次に行く国で必ずしもその通貨が有利に両替できるとは限らないので、あらかじめ情報収集が必要です。 総合すると、取り扱い可能な両替所があり、主要通貨を保有しているのであれば、原則的には「円に戻さずに直接交換」が手数料面で有利です。ただし、実際には現地での両替環境、取り扱い通貨、交換レート、セキュリティ、利便性などを総合的に考慮することをお勧めします。