> 形が決定してない
量子力学では観測されるまで状態は決定していない、
というのが適当な表現です。
> 存在しないことが重ね合わさっている
可能性はありませんか。
ゼロや存在しない事も、
ある確率で含まれています。
> 極大にも結局同じことが言える気もするのですが。
マクロのミクロの間に「明確な境目は存在しない」
・・と、考えられています。
ゆえに、その考えは正しいです。
・・が、極々、低確率なのでこの現象を
マクロな世界、日常目にする世界に当てはめると
おかしい事になってしまます。
光子や電子などミクロな物質だけでなく、
あらゆる物質が波動性と粒子性を
併せ持っているとされています。
私たちの体も物質波と呼ばれる波動で
ブルブル震えているのですが、
極々微細な波である為、気づきません。
「月は私たちが見ていない時には
そこに無いというのか!!」
月の様な大きいものの波動性はほとんどなく、
火星や木星のあたりに現れる事はまずありません。
原子内の電子の位置が、
まるで雲の様にその確率が
原子内のあっちこちに
拡がっているのとは違います。
ミクロのスケールで頻繁に起きる現象を
マクロに拡大するとおかしな結論になってしまいます。
> 結局同じことが言える気もするのですが。
例:
「人間が何度も壁にぶつかったら
やがて壁をすり抜ける?」
人が壁をすり抜けられる確率「T」は
数式で求めることが出来ます。
体重、ぶつかる速度、壁の厚さなど諸条件を
入力し計算すれば、
(本当かどうかはともかく)
とりあえず、計算結果としての確率は
求めることが出来ます。
その結果
おおよその値は
1/10^24の確率
になるようです。
とてつもなく低い確率ですが
ゼロという答えにはなりません。
(エクセルなどで式を計算すると、
ほとんどの場合ゼロとなってしまいますが、
それは非常に低く計算不能という意味で、
ゼロが正しい答えという意味ではありません。)
ゼロではない。
ゆえに、何度も繰り返せばやがては通り抜ける
と考えてもよさそうですが、
物理学では確率が極端に低い現象は
「起こらない」と考えるそうです。
「意味のない数字としてとらえる!」
(宇宙年齢の、そのまた何億倍も時間をかけて、
やっと一回、起きるかどうかの現象は無視して
何ら問題ない。)
ミクロの現象をそのまま拡張して
マクロの現象に当てはめると
とても常識では理解できない現象となります。
ゆえに、知恵袋では山ほど回答が付きます。
(突飛な空想とか、まさに言いたい放題。
二重スリットでは、粒子が自分が見られているのを
意識して・・とか。)