新型エブリィワゴンのエアコン操作について、現在の仕様ではエアコンをオフにした後、再度オンにする際の動作は以下のような仕組みになっています。
1. エアコンの「オフ」の状態について
エアコンを完全にオフにした場合、車両はエアコンのすべての動作(冷房、送風、暖房、空気循環など)を停止します。この状態から再びエアコンを使用する場合、通常は「オート」ボタンを押して再始動する仕組みになっています。
2. 「オン」ボタンの不在
新型エブリィワゴンには、直接「オン」にするボタンがなく、「オート」ボタンを押してシステム全体を再起動する必要があります。「オート」を押すと、車両が現在の室内外温度に基づき、適切な設定を自動で選びます。
3. 設定の保持について
残念ながら、オフにする前の設定(送風だけ、温度設定など)は完全には保持されません。エアコンを再起動すると、「オート」モードから始まり、その後に手動で調整を行う必要があります。例えば、送風だけを使いたい場合は、再起動後にクーラー(A/C)ボタンをオフにするなどの操作が必要です。
4. 操作の簡略化の方法
• エアコンを完全にオフにせず、送風モードにしておくと、次回もその設定に近い状態から開始できます。ただし、これはエアコンが完全にオフにならないため、電力消費やバッテリーの負担が気になる場合があります。
• また、「オート」を押した後、すぐに手動で調整することで、希望する設定に短時間で戻すことが可能です。
5. 再現性を高める解決策
• より正確に前回の設定を再現したい場合、エアコンを「完全オフ」にせず、送風状態でエンジンを停止する方法を試してみてください。この場合、次回エンジンを始動した際に送風状態が保持される可能性があります。ただし、車両の仕様や動作環境に依存する部分があるため、すべての新型エブリィワゴンで確実に動作するとは限りません。
まとめると、新型エブリィワゴンではエアコンを完全にオフにした場合、次回使用時には「オート」ボタンを押してシステムを再始動する必要があり、前回の設定は保持されない仕様です。この点は車両の設計上の特徴となっており、完全オフではなく送風状態にしておくことで多少の改善が期待できますが、細かい調整は手動で行う必要があります。