回答(2件)
離陸時の3分、着陸時の8分の合計11分の、飛行中でもっとも事故の多い時間帯。 原因は多いが、 (1)低速 ① 離陸直後では失速速度に近く、エンジン不調や乱気流で失速=墜落しやすい。 着陸時も同じこと。また離陸はひたすら加速だが、着陸は速度維持か減速なので、何らかの擾乱で速度が下がった場合バックサイドオレーションとなり、操縦がやっかいになる。 バックサイド・オペレーション(<連載>えあろすぺーすABC) https://www.jstage.jst.go.jp/article/kjsass/59/691/59_KJ00007406167/_article/-char/ja ② 低速なので舵面の効きが悪い。 ③ 離陸推力でエンジンの負荷が大きく、故障しやすい。 (2)低高度 ① エンジントラブルや乱気流などの場合、対応する時間が限られる。 高度さえあれば位置エネルギーを運動エネルギーに変え推力を補えるし、万一滑空となってもクロスレンジが取れるので滑走路まで持って行ける。 ② ダウンバーストの危険が高い。 (3)空港付近 ① 幹線空港だと他の航空機も多く事故の危険性が高い。 ② 空港の芝生は虫が多く、お食事の鳥によるバードストライクも多い。
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