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マントル対流がどうして重力に影響をあたえるのですか? 密度の偏りですか?

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回答(4件)

マントル対流が重力に一番影響を与えているのは、海溝のところです。 海溝はマントル対流が沈み込むところで、そのため海底が深くなっています。その結果、質量は周りより少なくなり重力が小さくなっています。しかし、質量が大きいため下降流が乗じているので、広域的な重力の結果であるジオイドは、高めになっています。だから日本付近はジオイドが地球楕円体表面より上になっています。 あと、もっと広域的にはマントルの下降流により、マントル-外核の境界面が低くなっていて、密度の大きい核の表面が低いので、インド南部ではジオイドが低くなっています。 つまり密度の違いがマントル対流を生み、さらにマントル対流が地球に質量分布にも影響を与えているので、マントル対流が質量分布の結果である重力の大きさに影響を与えているのです。

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大スケールのジオイド異常は大きく次の2つの要因に影響を受けていると考えられています。 ①マントルに高密度の物質がある地域では、その分重力が大きく(=ジオイドが高く)なります。低密度の場合は逆です。 ②マントルに上昇流がある場合、この上昇流の動圧によって、地表面の高さ(標高)が流れの無い場合に比べて高くなります。言い換えるとマントル上昇流に押されて地表面が押し上げられます。これを動的地形(dynamic topography)と言います。これは低密度の大気を高密度の岩石で置き換える作用なので、その分重力は大きく(=ジオイドは高く)なります。下降流の場合は逆です。 一般的に、マントルに高密度の物質がある地域では下降流が存在しがちなので、上の2つの効果は互いに逆向きの寄与になります。 参考:↓下のサイトの図 11-13 https://solarphys.com/periodic-table/bse

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マントル対流は地球内部の熱エネルギーによって引き起こされ、重力に影響を与える要因となります。対流により、マントル内の物質が温められ上昇し、冷却されて下降する運動が生じます。この運動はマントル内の密度の偏りを生み出し、重力場に変化をもたらします。地球の自転や内部の発熱も重力に影響を与える要素です。したがって、マントル対流は密度の偏りを通じて重力に影響を与えると言えます。

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マントル対流は、地球内部の熱対流によって引き起こされる現象です。マントルの一部が高温になると密度が低下し、上昇気流が発生します。一方、冷えた部分は密度が高くなり下降気流となります。このマントル内の物質の対流運動が、地球の重力場に影響を与えます。 具体的には、マントル対流によってマントル内の密度分布が不均一になると、それに伴って重力場にも偏りが生じます。上昇流の領域では密度が低下するため、その領域の重力が弱くなります。一方、下降流の領域では密度が高くなるため、重力が強くなります。このように、マントル対流は密度の偏りを生み出し、それが重力場の変化をもたらすのです。 このマントル対流による重力場の変化は、人工衛星による精密な重力測定によって検出されています。重力場の変化を観測することで、マントル対流の様子を間接的に推定することができます。

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