なんで、そんなに国公立大学が良いのですか?
大体の地方国公立大学は、関関同立の私立大学と比べて入試難易度がワンランク下の大学と就職実績が同じかそれ以下ですよ。
ましてや、地方公立大学であれば、もうワンランク下のレベルで産近甲龍より就職実績は悪いですよ。マジで。
わざわざ、望んで6教科も受験勉強をして、地方国公立大学に行って、なんで、就活で苦戦するような道を敢えて選択するのか、その理由がよく解りません。
今からでも、3教科に絞って、関西大学を目指された方がよろしいかと思います。絶対です。
今から必死で頑張れば、関西大学外国語学部への合格も夢ではありません。マジです。
あなたは、何のために大学に進学しようとされているのですか?
きっと、大学を出ていい仕事に就くことを考えて進学を希望されているのではないのですか?
で、あればまずは、各大学の就職実績を冷静に見比べてみて考えてみるのが良いと思います。
まだ、高校生なので就職先の企業名を見てもよく分からないかも知れませんが、知っている企業が多くあるかなどでも、一度調べてみてください。
その他にも「有名企業400社実就職率ランキング」で検索してみてください。大学別にランキングされています。そのデータで、概ね大学別の就活の実力を掴むことができます。いろいろ突っ込みどころもあり、絶対的な尺度とは言いませんが、大きなトレンドを掴む指標になると思います。
あなたは、高校の担任の先生や進路指導の先生に「国公立大学が何より良い」と言われ、それを信じているのですね。
共通テスト模試でも受けて、ひょっとして思うような点数が取れなくて、挫折しながらも、何とか2次試験で受ける大学を偏差値や模試のデータに基づいて、適当な国公立大学から選らぼうとしているのが、地方国立大学だってところですか?
それでも、必死に頑張って国公立大学の合格を目指して目下、勉強中の日々なのでですね。
(これからの未来について・想像してみました)
受験勉強を何とか乗り切って、地元NO.1の国立大学に入学できたプライドを持って、いざ大学に来てみたものの「あれ~~」って強い違和感を感じつつもそのままご入学されると思います。
それから日を追うごとに地方国立大学の実態を知り、深い挫折を感じ始めることとなるでしょう。
何と言っても、地方都市なのです。入学後1週間もすれば、周りの状況は把握できる程度の住環境です。特に周りには「お出かけポイント」がある訳でも無く、スローライフの田舎の生活が始まることでしょう。
大学のクラブやサークルもこじんまりしたものばかりです。インカレ(他の大学との合同)サークルなど無く、人との出会いも学内限定になるでしょう。
きっと自分が想像していた、キラキラした大学生活とは程遠い現実を知ることとなるでしょう。
アルバイト探しをしても、田舎のため魅力のあるアルバイトは少ないでしょう。塾講師や家庭教師の仕事も多くはありません。なにせ、中高生が目指すべき進学校があまりに少ないのです。だから、需要が少なくいいアルバイトに巡り合う可能性は低いです。
それから平々凡々と時間が過ぎてゆき、それなりに単位を取って、いずれ就活に臨みます。ひょっとして大学院に進かも知れませんが、それにしても決して大きな変化は無く、やがて就活の時期を迎えるでしょう。
就活をするようになり都会の大企業に行けば、周りは関関同立の学生がうじゃうじゃいます。その時初めて数の暴力を感じると思います。
彼らは、場慣れもしてるし都会のセンスでクールに決めてきます。
また、彼らは常に大人数の競争に晒されています。学校内でもそうですし、学校外でも、アルバイトなど日常生活でも常に競争しています。
情報量もケタ違いに違い常に多くの刺激を受けてます。
また、彼らの大学のOBも多くOB訪問で多くの就活情報を持って臨んできます。
そのような事から彼らは、人間的に成長しているし、どこか余裕を持った心境でいます。
あなたは完全なアウェーの状況で、言い知れない孤独感と無力感を感じることになるでしょう。
そんな事もありながら、何とか無事、晴れて大企業に就職できても、次の試練が待っています。(それすら難しいのが現実ですが…)
社内にあなたの大学OBの先輩が全くいないのです。周りの関関同立の同期には数多くの社内のOBの先輩がいます。中には企業内同窓会組織があることも珍しくありません。これまた数の暴力です。
同期の関関同立組は入社後早々に同窓会の先輩などから、歓迎会をしてもいます。あなたはポツンと取り残された感じを覚えるかもしれません。
OBの先輩から覚えめでたくなると出世にも響きますしね。
こんな近未来が安易に想像できます。
こんなことを高校の進路指導の先生や担任の先生から教わっていませんか?
「国立大学が何より一番」「国立大学にさえ行けば、明るい未来が約束されている」と言われ続けているではありませんか?
そうであれば可哀そうに思います。
でも、このような事が大学生や社会人の現実なのです。
騙そうとしている訳では無いかも知れませんが、それを安易に信じてしまうのなら、それはたあなたの選択の問題になります。その時になって、高校の先生を恨むこととなるでしょう。
公立高校、特に自称進学校にいる担任の先生や進路指導の先生は生徒にはやたらと国公立への受験を勧めます。
日頃から国公立大学が素晴らしいと呪文のように生徒に話します。半ば宗教に近いものすら感じられます。
しかし競っているのは、実は国公立大学の『合格者』であって『進学者』ではないのです。
とある自称進学校の担任の先生は「頼むから国公立を受験してくれ。国公立に合格さえすれば、進学は私立でも構わない。国公立の前期がダメで難関私立に合格しても、必ず国公立の後期を受験してくれ」とおっしゃっていました。
公立高校の自称進学校の先生は、共通テストで得点が振るわなかったら、東北・北陸・四国・九州などの地方の国立大学を勧められます。更に、共通テストの得点が低ければ、片田舎の聞いたこともないような公立大学を平気で勧めてきます。
公立高校は各県の教育委員会に国公立大学の合格者の人数を報告するように求められています。
当然ですが、国公立大学の合格者の人数は、学校の評価に大きく影響します。当然、国公立大学の合格者が多い高校は教育委員会から覚えめでたくなります。校長の今後の出世にも関わります。
そうなると、進路指導の先生や担任の先生の評価にも影響があります。
なので、自称進学校の先生は必死なのです。
でも、高校の校長先生や進路指導・担任の先生の評価のために進路指導をされたのでは、たまったものではありません。
まあ、申し訳ないですが、あなたは高校の担任や進路指導の先生から、先生自身の評価のためのポイント作りに利用されているのだと思います。先生にとっては、東京大学でも「地方国公立大学でも」同じワンポイントなのです。
第一、学校を卒業して実社会を経験していない先生に、大学卒業時のまともな進路指導ができる訳が無いと思います。
上記のことは、残念ながら、全てあなた以外の周りで起こるであろう現実です。
あなた一人では、何も変えられません。
その時は、お気の毒ですが、あきらめて受け入れるしかありません。
ここ知恵袋には、国公立至上主義の人が多く集まります。その多くは、地方国公立大学卒業の社会人だと思います。
いい年をして、日頃から、私立大学を蔑んでいます。
いつでも、訳の分からない理屈を立てて、国公立大学は立派だと主張しています。
そのような人たちは、きっと社会人になった今でも、自分が国公立大学に受かったこと位しか、誇れるものが無いのだと思います。可哀そうに思います。
きっと、MARCH・関関同立などの私立大学卒業の同期にも、社内で仕事で負けているのだと思います。
就活でも負け、社会に出てから仕事でも負け、自己実現が出来ていないと思われ、たぶん社会で認められていない証拠だと思います。
きっとこの投稿にも、異論をはさんでくる輩も多い事と思います。でも、いずれの反論もその根拠が薄弱で、論理的背景も無くただ「国公立は素晴らしい」「国公立は社会的評価が高い」「理系は国公立の方が優れている」と言った程度の単なる精神論のような反論ばかりです。
たまに、一見、正論の様なふりをして「国公立大学は少人数教育が…」などの反論もあります。いやいや、幼稚園や保育所じゃないので、先生の手が足りないと国公立大学の学生は学修できないのかと思わせるような反論もあります。
それよりも、有名な先生の講義を聞いた方がよっぽどタメになりますよ。
また「国公立は公務員に強い。地元就職に有利」などと主張しますが、いやいや、大手民間企業に就職できないから、勢い公務員にしかなれないのでしょ。地方公務員であれば試験対策すれば比較的簡単に採用されます。また、地方の地元に有名な上場企業が何社ありますか?と聞きたくなります。
挙句の果てには「旧〇〇商工の系譜を汲む」とかいつの時代の話しかと思うような残念な主張を持ち出します。
まあ、それらの反論は聞いているこちらの方が恥ずかしくなるものばかりです。彼らは、本当に大丈夫なのかと心配になります。
私であれば、間違いなく関関同立を目指します。
まぁ、それを信じるも、信じないも勝手ですが、信じないのであれば、国公立大学に進まれると良いと思います。
4年後に関関同立との差を身をもって分かる日が来ると思います。人生賭けて経験してみてください。
では、頑張って下さい。
健闘を祈ります。