まあそういうこという人いますね。特に高校生で女子ですね。いわゆる女子高生ですね。 男子は高校生でもあまりそういうこと言わないし、女子でも大学生はあまりいわないかもしれませんね。 私は中学生、高校生、大学生、社会人混ざったとこでもよく練習していたのでよくわかりますが、高校生、特に女子高生の試合や練習はいろいろと難しいですね。男子高校生でもそれなりに難しいですが。 高校生の試合の審判とかもしたことありますが、なかなか大変ですね。過呼吸で倒れたり、負けて悔しくて泣いたりする高校生も多いですしね。 女子大生くらいになると、強い人は怖すぎてなんか言いづらいですね。言っても無視されそうですしね。 女子高生で初心者だと、突かれて青いアザができたりするのに慣れていない、目新しい、不慣れでビックリするというのもあるでしょう。特に女子高生というのは見た目を非常に気にする時期です。試合相手の容姿をヤジったりする人も珍しくないのです。そういうのはフェンシングに限りません。あいつブ○とか、ブサ○○とか、化粧が厚いとか、眉毛細いとか、顔でかいとかか、ケバいとか、感情が高ぶると普段は使わないいろいろな言葉が飛び出るのです。何しろフェンシングは闘争心、競争心が重要な格闘技なのです。 Jリーグのようなプロのサッカー選手などでも、大げさにファウルをアピ―ルする人がいたり、プロ野球でも、 「くたばれ読売」 というようなヤジのような応援もあるのです。 あるいは強くなる、本番の試合に勝つには、そういうのにも慣れる、気にならなくなる、というのも重要かもしれません。本番の試合ではもっといろんな人々がいるのです。 まあ明らかな反則とか、ルール違反は無視してはいけませんが、多少の不快な行為や言動くらいは、いちいち気にしてはいられないのです。 突かれて痛いのが嫌なら、突かれないように足でかわしたり、剣で払ったりすればいいわけです。突かれなければ痛くないのです。 あるいはエペは７７０グラム以上の力を剣先に加えればランプが光るわけで、それ以上の力を加えるのは無駄、というのは確かに一理ありますが、レベルが近い、実力差が少ない選手同士ではなかなか最小限の力で突く、というのも難しいわけです。 上達すると確かに最小限の軽い力で突ける、エペで手首に 「振り込み」 などをする人もおり、先に突かれたことに相手が気付かない場合も多いのです。もっとも初心者同士はなかなかそういう風にはいきません。 突くときに剣先に力が入りすぎると、突きが外れた場合に構えに戻るのも遅くなるし、あるいは連続突き、剣先を残すルミーズやデュゼームで突くのも難しいのです。 本番の試合に何回か出ると、少しでも余計な力が入っていると予選プールでも勝てない、決勝トーナメントにも進めない、１５本勝負で体力が続かないのがわかるわけです。相手に気を使って力を抜くのではなく、相手よりも素早く、長く動き続けるために余計な力を抜くようになるのです。 一回の１５本勝負も大変ですが、強い選手は１５本勝負を何回か続けたりもするのです。後半戦が重要になる、力を温存して 「ペース配分」 をする必要も出てきます。団体戦の４５本勝負もそうです。 来年後輩が入って、女子エペ陣が合計３人以上になれば、個人戦だけでなく団体戦に出れるかもしれないのです。そうなるとますます女子エペ選手同士で仲良くする必要があります。