学生さんの実習指導もしている9年目PTです。
なぜ麻痺側から段差を昇段するのかを考えるのが実習ではありませんか?
患者様が見学していいよと許可をとって頂けるのは当たり前ではありません。
バイザーは実習期間中は書類業務の残業増えます。見学させていただいている患者さんのフォローも必須です。
未来の理学療法士育成のために病院実習というものは存在します。みんなあなた1人のためにたくさんの人が協力してくれているのです。
実際に病気や怪我の患者様を見て、感じて学ぶのです。実習させてもらえるのが当たり前ではありませんよ。
知恵袋は理学療法士ではなくても誰でも答えられることができます。正直適当に私が答えることもできます。
脳梗塞になってから何日経過したのか歩行動作も昇段動作も既往歴も麻痺のレベルも筋力も関節可動域も何も知らないですけどね。
それでも適当に答えて欲しいですか?
あなたは今後の実習や、将来理学療法士になった時わからないことがあれば知恵袋で聞くつもりですか?
自分で考えることを放棄して知恵袋で聞くのが正しいことでしょうか?
あなたが患者の立場なら知恵袋で質問する理学療法士に治療してもらいたいですか?
医学は全て根拠が必要です。本を読み、論文で探すのが正しいです。麻痺側から段差昇段する理由は1つかもしれないし、2つ3つかもしれません。
学生さんが1回の見学で考えることができるなんてできません。頭がパンクするのが普通です。メモとりながら動作観察めっちゃ難しいです。
カルテを読ませてもらったり、バイザーに動作観察のヒントももらったり、何回も考えて何回も質問してもいいのです。それが実習。バイザーはただの付き人ではありません。指導者です。
段差昇段訓練は1日だけでしょうか?数日間はするのでは?実習も1日だけではなく数週間ありますよね?
前から後ろから麻痺側から非麻痺側から動作観察しましょう。
リハ室や自宅の階段で真似をしてみましょう。
あとめちゃくちゃ浅い考えとかあまりにも的外れのデイリーとレポート提出されたらインターネットから適当に拾ってきたんだろうなって一発でバレますよ。笑
こちらがデイリー見ながらなぜこの考察にいたったのか質問した時にきちんと答えてくれません。だってインターネットで適当に調べてるから。自分で考えてないから。