＞電気工事士 技能試験で質問です。 この場合、なぜケーブルの長さで加算されるところと剥ぎ取り寸法が不一致してるのでしょうか？他の器具では加算と剥ぎ取り寸法が一致するものがほとんどで、たまにこのように不一致があります。モヤモヤするので心優しい方教えて下さい。よろしくお願いします。 質問者さんがそのような疑問を持たれるのは当然だと思います。 理由は、単に、「そのようにして施工すると、出来上がった作品の格好が良いから」というだけです。 「欠陥の有無（＝試験の合否）」は、出来上がった作品を見て判定されます。 じつは、「出来上がった作品の格好」なんて合否とは関係ないのですが、作品作りを何度か練習すると、最終作品はカッコよくしたいと思うのがふつうだと思います。 「ケーブルの加算寸法と剥ぎ取り寸法が一致するか否か」は、「欠陥の有無（＝試験の合否）」とは関係がないので、気にする必要はまったくありません。 具体的に言うと、「埋め込み器具側のケーブル加算寸法を50ミリ」、「外装剥ぎ取り寸法を50ミリ」としても問題はありません。 ただ、「埋め込み器具側のケーブル加算寸法を100ミリ」とした場合、他のところでケーブルの寸法が少し足りなくなる可能性はありますが、50ミリ足りなくなったとしても、欠陥にはなりません。 【参考】 第２種電気工事士技能試験「候補問題５」のお手本動画です。 https://www.youtube.com/watch?v=MOuzR4TsDw8