回答を試みます。まず、someone or something is to be blamed.もOKです。ただし、頻度としては、to blameの10分の１以下となります。では、S is to blame.という表現の背景を説明致します。 まず、この表現は大昔に成立した表現です。be to doで「予定、運命、義務、可能など」を表す、昔から続く表現の「義務」の用法が基になっている「化石」のような表現です。 この表現を理解するには、次の書き換えの感覚が必要になります。「繰上げ構文」です。ネットに説明がたくさん載っています。 「私たちがジョンを責めるのは難しい」 It is difficult for us to blame 'John'. =①'John' is difficult for us to blame '↖ｦ'.→「繰上げ構文」 「ジョンは、私たちが責めるのは難しい」 ①の'↖ｦ'を含んだまま、さらに次のように、簡素化されていった、と考えられます。 John is (for us) to blame '↖'.「ジョンは、(私たちが)責めるべきだ」 次に、「us」は目立ちたくないという心理も働き、for usは省略されます。 John is △ to blame.「ジョンは(誰かが)責めるべきだ→ジョンに責任がある」 このような文構造になっています。大昔に成立した表現なので、現代の英文法の感覚で分析するより、Someone is (for someone) to blame '↖'.「誰かは（誰かが）せめるべきだ」という理解で、できましたら、そのままご利用いただきたいです。 ネイティブの方は、He is to blame '↖'.「彼は(誰かが)責めるべきだ」の'↖ｦ'を感じるので、これをそのまま用いる人が、He is to be blamed.の１０倍以上いる、ということになります。以上、ご理解いただければ幸いです。