こんにちは。 今の質問者さんには非常に難しいことかもしれないんだけど、 他人に影響され過ぎてはいけないんですね。 また無理をしてもいけないんです。 それはもう自分の本当の感情から発する行為ではないから。 質問者さんは周りに影響され過ぎてきたことでちょっと自分の感情を失ってしまった。 無理をして自分が心から思う通りのものでない行動をとってきたから、感情がそれについていけなくなったんです。 小学校の時の注意というのがそれですね。 なぜそんなにもきつく注意ばかりしていたのだろう？と、 冷静に考えてみればきっと思うでしょう。 詳しい心情は分からないけど、きっと先生との兼ね合いがあったんではないかな？ こうしなきゃいけないああしなきゃいけない、周りの意思に流されていくと、 だんだんと感情よりもその行為をすることの義務感だけになるんです。 だから質問者さんは一旦周りから影響されて自分の行動を支配されないようにすることが必要です。 他の人はそれほど他人に合わせようなんてしてないんですよ。 合わせてるように見えてもそれは他人に合わせること自体が楽しいからそうしているだけなんです。 特に小学生、中学生くらいはそうですね。 ただみんなと合わせて何か話したりしたりすることが楽しいんです。 そんなにみんな深く考えてない。 楽しいからやる、また一人でいるのが寂しいからみんなといる。 自分がそうしたいからやるというシンプルな気持ちです。 でもそうやって友達に合わせようとするのも、 だんだん辛くなってくる年頃なんです。 だんだんとみんな人格ができてきて、合わせようとすることに無理が生じてくるからです。 それでこの知恵袋でもそういった相談が本当に多い。 だから人に合わせるというところから離れないとだめなんですね。 それが楽しければそれでいいんだけど、辛くなるならすぐに離れないといけない。 そこの兼ね合いができないと苦しいことになるんです。 だから無理が生じてきたらもう止まらないといけません。 それで問題は質問者さんが同級生たちとどういう関係でいたいのか、 質問者さんが本当に思うところをまず明確にするといいと思います。 また人間関係でなくとも、 質問者さんがやっていて本当に楽しいこと、面白いこと、 またこれからやりたいこと、挑戦したいこと、そういうものも自分の本当の意思や感情を取り戻すのに必要です。 それらを無理に引き出そうとしてはいけません。 大切なのは自然に出てくることです。 あまり出てこなければそれはそれでいいんです。 特にいま質問者さんが神経質になっているのは、 「嫌われるかもしれない」ということですね。 それについては、質問者さんが礼儀を守ってごく普通に接していれば大丈夫です。 それでもし嫌われることがあったらそれはそれで仕方ないんですよ。 本当にそれ以上のことは何もありません。 全人類共通の真理です。 高校生ともなれば皆それぞれ考え方も立ってきて、個人的都合も多くなってきます。 そこにあまり踏み込まなければ大丈夫。 だからどちらにしても小学生や中学生のように、 感情をありのままぶつけることはできなくなってはくるんですね。(笑) でもそれを理解して自分の意思でやると無理なく感情をコントロールできるんです。 よほど気の合う親友でもなければそういう浅くて楽しいだけの付き合いで充分なんです。 みんなそうなんですよ。 これが会社や夫婦だとどうしても譲れないことがあって衝突も起きるわけだけど、学校の友人関係はとにかく「本気にならない」、これでいいんです。 お互いに思いやって楽しい範囲で付き合えばいい。 ちょっとしたことで怒ったりいらだったりしないこと。 そういうときは相手は子供のままなんだと思えばいいんです。 そういう大らかな態度でいて、もし何かのキッカケで質問者さんが嫌われることがあったとしても、それは相手の都合だから。 例えば自分が好きな男子と仲良くしただけで本気で嫌ってくる子もいるじゃない？ それはもうどうしょうもないから。 余裕があったらフォローしてあげればいいだけ。 そんなつもりはなかったから、これからは気を付けるねと言っておけばいいんです。 それも通じなかったら諦めるしかない。 そして、根本的なことを言うと、 そうやって自分の感情が分からなくなってるのは質問者さんだけじゃないんです。 質問者さんの場合は確かに症状が極端なんだと思うけど、 社会人にでもなればみんな仮面を被るんですよ。 うつ病も多いじゃないですか？ 結局みんな仕事や社会に追われるからなんですね。 仕事、生活、子供、家事、色々な物に追われるから、 程度は違ってもみな質問者さんと同じ状態だと思って間違いありません。 ただやることがいっぱいで感情とか気にしてられないから、 感情を無理に作ろうと思ったりしないし、 そもそもあまり自覚がないだけです。 だからいずれにしても感情は希薄になっていくものなんですね。 またやっぱりその状態で苦しむ人も多いんです。 周りに流され過ぎて、ということです。 それでもその中でも楽しくやっている人もいます。 感情豊かな人も、どちらかと言えば稀ですが(笑)いることはいます。 その違いは何かということですね。 それは結局人に感情を支配されることがないからなんですよ。 人だけじゃない、社会や仕事など自分のやらなくてはならないことにですね。 どうしてそれができるのかというところがポイントです。 それはその人が自分のやることに素直に向き合っているからなんです。 また真剣に向き合っている。 中には嫌なこともあるかもしれませんが、 それをやりがいに変換して向き合っているんですね。 そこにちょっとヒントが見出せると思うんだけど、 自分から積極的に物事に取り組んでいく、この姿勢が基本なんです。 社会人なら上から命令されることもあります。 それを積極的に自ら自分のやり方で為していく、そういうことの出来る人なんですよ。 ちょっと分かりにくいと思うので例を挙げると、 学校の勉強でも将来教師になるという目標があれば積極的に取り組めるわけ。 将来子供に自由自在に受け持った教科を教えるために、自分からどんどん難しいことに挑戦していけるんです。 それが喜びになるんです。 またもし自分が勉強に向いてないと分かったら、それが大きな悲しみにもなります。 しかし何の目標もないとどうでしょうか。 全く手を付けない人もいますし勉強が好きな人もいるでしょう。 しかしそうでない大半の人はテストの点を取るためだけに我慢してやることになりますね？ それが感情を殺している状態に近いことになります。 ただ周りに流されてやっているだけ。 本当の意味で勉強に向き合えてはいないということなんです。 点数の良し悪しで喜んだり悲しんだりすることもある、と言いたいかもしれないけど、テストを受けている時点でだいたい分かるはずです。 その結果が出たところで本当の意味の嬉しいとか悲しいとかの感情は湧き上がってはこない。 つまり物事にしっかりと向き合う「意思」というものが感情の発露になっているということが分かるでしょうか？ これがないものは本当の感情は湧き上がってこないんですよ。 だから本当はあなたのクラスメイトなんかも、何に対しても本当に感情豊かというわけではない。 実は周りの雰囲気に流されて和気あいあいとやっている部分も大きいんです。 本気で楽しいと思っている人なんかはおそらく非常に少ないと思います。 だから質問者さんは内面的にかなり混乱している点ではちょっと違ってるけど、 実はそれほど異常なことでもない。 質問者さんの「嫌われたくない」というのは意思とは言えないから、 これは消極的な行動にならざるをえない。 最終的に感情を殺すことになってしまう。 これを「できるだけ多くの人と仲良くする」という前向きな意思に変えれば、 そういう行動も自然に考えられて、また仲良くすることの楽しさや卒業で別れる時の悲しさにもなるわけ。 まあそういう目的もなかなか難しいけど、あくまで一例です。 これはつまり人間には物や物事も含めた他との相関関係しかありえないからということになるんです。 何もない闇の空間で一生懸命感情を湧き上がらせようとしても決してできないということです。 物事に向かわないとだめで、その向かい方も消極的だったり無目的だったりすると感情にごまかしが入るわけ。 人なら人にごまかしを入れずに正面から向き合って、 別にその人に無関心ならそれでいいし、 関心があるなら仲良くなる機会を伺っていればいい。 そういう「外部」にまず素直に向き合うということが質問者さんには必要だと思います。 ちょっと理屈的におかしい部分もあると思うけど、 ちょっとは伝わったでしょうか？