一番はユーチューブの影響でしょうね。 特にボディビル系ユーチューバーが高タンパク、低脂質、高糖質の食事法を紹介してそれを真似してしまう人が増えました。 アクセス数を稼ぐために「これ食べてりゃ痩せる！」とか「これ食べる人太る！」とか無責任な動画をバンバン上げてそれを観てしまう人が多い事で悪循環になってます。 大谷翔平と同じ食事をしても大谷翔平にはなれないのは誰でも知っているのに、ボディビルダーの食事を真似したら絞れる、みたいな幻想を多くの人が抱いてしまいます。 ハードトレーニングを真似しないとなれないのは当たり前なのにそれを理解していない。 日本人は慢性腎不全の人が多く、成人の8人に1人、80歳以上では2人に1人の割合で発症していますが、タンパク質と糖質の過剰摂取でこの先増えていくと予想されます。 生涯で使用回数が決まっている腎臓を疲弊させるのは一番がタンパク質（正確にはリン）で2番目が糖質です。 ボディビル系ユーチューバーは高タンパク高糖質を行う脂質制限の健康リスクを解説するべきですが多くのボディビルダーは生化学を実はよく知っていません。