ミスが2箇所あったので[書き落とし⁽貿易銀⁾&書き間違い⁽×銀ではナク、〇金の流出⁾]、一旦消去し、再投稿します
理由は、三つあります。
①“銀⁽貨⁾が手に入りやすかった”のと、政府にとって、②金が、以下の二つの理由で手に入りにくかったコト。
※※※㋐世界的なゴールドラッシュ⁽G. R.⁾は少し前に始まったばかりで、未だ未だ供給不足⁽価格の問題⁾。例えばブラジルやカナダでの開始と、オーストラリアの第二次、米国の第三次G. R. は1890年代~から。
※※日本では、激しいインフレで⁽価格の上昇を見込んで⁾“金⁽貨⁾が退蔵”され、“一円金貨”等は、市中から姿を消していた。
また三つ目の理由としては、東アジアの基軸通貨が⁽今の様にドル紙幣ではなく⁾“銀貨”だったため、都合がいいという面もありました。
・・・・・※1897⁽明治30⁾年に“金本位制”に変わった理由:それは㋐欧米が金本位制へ移行していっていたという状況から。・・・つまり、㋑欧米との貿易上、“金本位制”にした方が都合が良かった⁽円の価値が、同じ本位制ナラ変動しない⁾。・・・具体的には、それはこの頃、㋒“銀価格が暴落化”傾向にあったんです。・・・そのため、“銀本位の円は円安”になり、㋓“欧米からの輸入品”が高騰(>o<)⁽※※例えばこの頃、海軍の軍艦は、英国等から買っていますので、予算オーバーに⁾
トニカクこの問題は、今の“変動相場制⁽常に各国の貨幣の価値が変動⁾のアタマ”を、横に置いてく必要があります⁽笑⁾
⁽以下、分かってらっしゃったら、パスして下さい⁾
つまり、“貴金属の通貨の重さ”→“貨幣の価値”
・・・具体的には、“一円金貨⁽金:1.5㌘⁾”=“一円銀貨⁽銀:24.261㌘、但し‘貿易銀'と呼ばれる1円銀貨です⁾”≓“米国の1ドル金貨⁽金:1.5046㌘⁾”=“1ドル銀貨⁽銀:24.056㌘⁾”
なので、“銀の価値が下がれば⁽銀安”が発生すれば⁾、日本でも米国でも、同時に影響が発生する時代なんですね。
・・・日本から“金が流出するなら”、同じ様に“米国からも・・・”(^_^)
以下、具体的に少し細かく説明します。
よかったら読んでみて下さい。
❶激しいインフレの中、日本では“金貨が退蔵!”されて、流通していなかった。
❷松方財政では、㋐横浜正金銀行を通じて代金の正貨⁽金銀貨⁾を政府が吸収し、また㋑⁽増税とデフレ政策で⁾民間から吸収された歳入の余剰⁽←歳入-歳出⁾で、流通する銀貨を入手。
❸政府は“日本銀行”を設立し、その資本金の半分を“⁽流通する銀貨を中心とした⁾正貨”で出資し、株主となる。
❹問題は、“日本銀行”発行の兌換紙幣が⁽“発行と共に正貨に兌換”され⁾、民間で退蔵⁽通貨不足→デフレ発生⁾される危険性があった。
そのため松方は、メチャ慎重にタイミングを図ります。
その結果、❺銀兌換紙幣の発行時期は、日本銀行の創設とズレるんです!