新貨条例で金銀複本位制になったのになぜ松方財政では銀本位制にしたのですか??

日本史 | 大学受験44閲覧

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

とても細かく解説してくれてありがとうございます!とてもわかりやすくて本当に助かりました!ありがとうございます^ ^

お礼日時:11/14 16:42

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こんばんは 金と銀の交換比率が、日本とヨーロッパで違ったためです。 日本の貨幣条例で決められていた金と銀の交換比率は1:16.17でしたが、ドイツなどが市場に大量に銀を放出したため、銀の価値が下落して、金と銀の交換比率は1:18ないしは1:19となっていました。 この状態で日本が金本位制にすると、安い銀で金を持ち出されてしまうからです。 例えば、日本で銀1617gで金100gを手に入れ、ヨーロッパで金100gを銀に交換すれば1800gないしは1900gの銀が手に入ることになります。 このような理由で金の流出に歯止めがかからなくなるため、銀本位制としたのです。

金・銀が海外に流出してしまい、やむを得ずまだ余力のあった銀で 銀本位制にした。