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光る君へ NHK #41 三条天皇と道長のやり取り 会話の内容がよく解りませんでした。 帝は 関白になってほしい、だの 〇〇と〇〇を女房とする、だの

ドラマ | 日本史783閲覧

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回答(3件)

道長の最高の夢は摂政でしょう。道長は後世で御堂関白と呼ばれていますが関白になっていません。摂政は自分の娘の産んだ幼い帝の代理なので権勢があります。甥に過ぎない三条天皇の代に道長は本気になりたくありません。 三条天皇もそんなことはお見通しです。三条天皇には家柄の低い妻がいてその妻を三条天皇は女御という皇后の候補的な位に就けたいのです。道長が関白を断った代わりに条件を飲ませたのです。 そこで道長の次女(贅沢好き。三条天皇の息子の敦明親王に好きと迫っていた人)も女御となり、三条天皇が昔から愛する妻(道長の次女が敦明親王に迫っているのを必死で止めた人)も女御となりました。

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訂正。三条天皇の愛妻の祖父はとても高貴なのですが父は官位が道長に比べると下位です。ドラマの重臣会議にも真ん中くらいの席次に座っています。 道長はなるべく自分の娘のライバルを作りたくないという本音もあります。しかし若くない三条天皇に既に妻子がいるのは仕方のないことです。

こんにちは。 大前提として 帝の妻の順位は、厳密に言うと違いますが ①皇后 = 中宮 … 面倒な手続きが必要 ②女御 ③更衣 だと思って下さい。 この中で、中宮や女御や皇后の産む皇子が、皇太子になる可能性が高いです。 またもう一つ大前提として、 天皇の発言は重く、政策議論を戦わせるという事はありません。また尊き方ですので、実際の実務には当たりません。 貴族上層部の方々が、国政を議論した結果を天皇関白摂政に報告して最終決定をもらい、実際の政務に当たります。 関白や摂政は、天皇の代理や補佐です。位は高く、最終決定の時に、天皇とほぼ同じ重さでOKやNOは出せる。けれど、貴族の意見形成の操作もできないし、実務でうまい具合に誤魔化すとかゴリ押しとかやりにくくなるんです。 息子が育ってきて、自分の代わりに公卿たちに意見バンバン言って流れを作って、実務も良い塩梅にこなしてくれれば、関白もありなんですがね。 前提が長くなってしまいました… 三条天皇は、道長を苦々しく思っていた。 そこで、道長を関白という高い位だが実務からは引き剥がせる役職につけようとした。 しかし道長は、直接、貴族の意見形成もしたいし実務もこなしたいから、断った。 ところが三条天皇は、断る代わりに交換条件をだした。 それは、皇子を産んでいて実家がガタガタ言わない娍子を女御とする事。道長の娘は娍子の下か、悪くしても同等になります。彰子が中宮だった頃より、後宮に対する道長の影響力は弱くなります。 そのまま既に産まれている皇子が皇太子になれば、次代の表舞台での道長の影響力は低くなります。 そうなると、他の貴族も次を見越して、道長よりでなく、天皇の意見も無下にしなくなる。 政治の実権を長く手中に置きたい道長と、 なんとか少しでも道長の実権を奪い、自分の力を発揮したい三条天皇との、駆け引きですね。

こんばんは 三条天皇の思惑は、息子の敦明親王を次期天皇にしたいということ。 色々、女御を娶って、多くの子を作るので、一条天皇と彰子との間に生まれた敦成親王に譲位する気はないよ・・・と言いたかったと思われます。 道長は、逆に一条天皇と彰子との間に生まれた敦成親王を次期天皇にすることを考えています。 三条天皇から、関白の位を貰うという恩を受けたくなかったのです。 そういう真意をお互い持ちながら、上部の会話での心の探り合いというところでしょうか。