価数に注目であってます！ 中和滴定のグラフは以下2点に注目しましょう。 ①強酸弱酸、強塩基弱塩基の組み合わせ 例えば強酸を弱塩基で滴定するとなれば中和された際のpHは7より酸性よりとなります。 (これは恐らく質問者様もわかってられると思います。) ②価数に注目 質問者様が仰ってるように①だけでは判別できない時があります。 その時は価数で判断しましょう。①において異なる組み合わせの時にグラフではどのような差が生まれるかは中和の際のpHの値でしたね。 価数が異なる時はどうかるか。それは滴定までに必要な酸(塩基)の量が異なるということです。 例えばHCl(強酸)をNaOH(一価の強塩基)とBa(OH)2(二価の強塩基)で滴定する時について考えると、 NaOHの方がBa(OH)2の2倍必要となります。 以下の公式が存在するからです。 H+のmol=OH-のmol つまり 酸のmol×酸の価数=塩基のmol×塩基の価数