長いですよ!
ざっくり手順を説明しますと、
血液検査で体内に残存する卵子数を推測する(結果は1週間後くらい、簡単な感染症検査もする)
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生理○日後(クリニックによって違う)にクリニックを訪れ卵子の元になる卵胞の大きさを内診でチェックする。
台の上で足を開いて股にエコー器具を挿入し、医師がモニターで確認します
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自己注射や経口薬の服用などで卵胞の成長を促す(これは自分が自宅でやる)
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内診で卵胞の育ち具合をチェックしながら採卵日を決める
このときに採卵数の目安も示される
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採卵手術
採卵数の報告
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採卵数のうち、凍結数を決定
(通常であれば採卵できた全てを凍結しますが、数に比例してコストがかかるため)
こんな感じです。
そのうえで質問にお答えしますと、
>卵子凍結って大体どのくらいの費用がかかりますか?
料金体系はクリニックによって異なると思いますが、私は20個以上凍結し、総額は80万円超でした。
費用は①採取した卵子の凍結費用②採卵手術③採卵までの診察と卵胞の成長を促す薬の処方、の順に高く、うち半分くらいを①が占めました。
>取れる数で変わりますか?
変わります。
私は1回で20個以上採卵・凍結でき、これは比較的多い方だそうです。
そのクリニックでは第1子を得るためには最低でも10個の卵子凍結が必要という考えでしたので、10個を凍結するには総額60万円くらいだと思います。
これにプラスして、年に1回、凍結を更新する費用もかかります。私の場合は40万円くらいです。これもまた凍結数に比例します。
>年齢で差はありますか?
若いほうが多く取れるとは思いますが、私は30代でけっこう取れたほうなので年齢と比例とまではならないのかも。
>自己注射はありますか?
自己注射やりました。
最初は手こずりましたが大丈夫ですよ。
注射の痛みよりも、薬剤を注入するときに染みるような痛みのほうが強かったかも知れません。
とはいえ「自分で自分に刺す」ってのが怖いですよね。
でもそこまで恐れなくても大丈夫です。
ちなみに自己注射以外に自宅でやることとしては処方された経口薬の服用と、採卵前の点鼻薬がありました。
>金額はそれぞれだと思いますが、
大体どのくらいを想定したら良いかを知りたいです!
ざっくり100万円くらい見ておくと良いかもですね。最近だと東京都が補助金やってるので、住んでる自治体の制度を確認したらもしかすると自己負担が減るかも知れませんね。
未婚女性の卵子凍結が注目されていますが、普通の体外受精の採卵と同じです。
違いは卵子だけで凍結するか、受精させた受精卵として凍結するかの違いです。
患者側がやることは変わりません。
長文失礼しました。
質問あれば聞いて下さい。