ウィスキーと麦焼酎の違いについての質問です。 どちらも原料は大麦で、それを発酵させた蒸留酒ですが、 どのように違うのでしょうか? 詳しい人、ご回答よろしくお願いします。

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以下3点が最も大きな違いだと思います。 ①アルコール発酵には糖分が必要ですが、大麦のでんぷんを糖分に変えるための糖化の方法がウイスキーでは麦芽の酵素を使うのに対して焼酎は麹の酵素による糖化を行う点がまず違います。麹には麦麹を使う場合もありますが米麹を使うのが従来からの手法です。 ②また麦焼酎は単式蒸留器での一回蒸留がほとんどですが、ウイスキーは2回から3回の単式蒸留、もしくは連続蒸留で高アルコール度数の原酒を作ります。 ③もう一点の大きな違いが樽熟成の有無です。ウイスキーは木樽熟成による香味の付与が必須でそれも長期の熟成が望ましいとされますが、麦焼酎は熟成はさせても短期間ですし木樽を使うものは特異な商品のみで、一回蒸留による原材料由来の風味の強さが魅力です。

焼酎は、麦からアルコールを作るのに、麹を使います。麦を蒸したものにコウジカビを付着させて酵素を作ります。 ウィスキーは、発芽大麦を乾燥させることによって、麦の中に酵素を作るというやり方(モルティング)をします。 なので、糖化、アルコール発酵のやり方が違う、ということですね。 アイラ系のスモーキーなウィスキーは、麦の乾燥過程でピートを燃料として使うので、そのピート香が付きます。こういった工程は焼酎にはないですね。 蒸留の仕方はほぼ一緒ですが、焼酎は貯蔵タンク(昔は甕などであったもよう)で熟成されます。 ウィスキーはシェリー樽、オーク樽などで熟成します。この樽熟成によって、ウィスキーの色や香りが生まれますので、これも焼酎との違いですね。