こんにちは。元バスケコーチ(アラフォー・男性)です。
自分も小2から大学までガチでプレーしていて、今もゆるくやっています。
ちなみに私も元ツーハンドシューター(小6まで)です。
動画を見たりここで質問されたり、質問者さんは研究熱心なプレイヤーなのだろうなと思い感心しました。
片手シュートはまずは近距離やミドル位までで練習してみるとよいと思います。
シュート精度そのものはツーハンドからワンハンドに変えても特に変わらず、ワンハンドの方がツーハンドよりもよく入るということはないです。
ではワンハンドのメリットは何かと言うと、リリースポイント(打点)が高いことと、跳んでから空中でリリース場所やタイミングを変えられることです。ディフェンスがキツくついて来たときはワンハンドの方が撃てます。
例えば男子の上手な選手が特にゴール下など近距離で、空中で体勢を変えたり、身体を斜めにしたりしながら撃っているのを見たことはありますかね?あれはツーハンドではやりにくいので、ワンハンドを練習するメリットはあります。
私も170cmのガードなのですが、背の小さな選手は近距離でこういうプレーをそこまで頻繁にやらないですよね。顧問の方が上背のない質問者さんにツーハンドをまずは選択させたのはそれなりに合理的だと思います。
ただ、長めのミドルやスリーはツーハンドのままでも良いと思います。
遠距離だと近距離ほどのディフェンスのプレッシャーがないからです。日本代表の女子選手でも何人か距離でワンハンドとツーハンドを使い分ける人もいます。
質問者さんがものすごく高いレベルでやっていて、空中でディフェンスをかわしながらスリーを撃つなら全部ワンハンドが良いのでしょうが、普通はそのシチュエーションだと撃たないですよね。
ワンハンドに興味があるならまずは近距離から、フォームと打点の高さを意識して練習してみて下さい。
しっかりディップ(←わかりますか?)してピザや全身の力を使うことと、そのためのボールの握り方がポイントです。
初めてワンハンドをしようとすると、ボールの握り方がワンハンドっぽく、最初の握り方から「左手は添えるだけ」になっちゃう人がいます。これだとボールが握りづらく、ディップが浅くなるので、最初の握りは右手を全部でなく半分くらい真ん中にずらすくらいで良いです。
↑言葉で説明するのが難しいですね。笑
わかりづらかったら、言ってください。
練習頑張ってください。
中高一貫のメリットを生かして、秋冬も練習して、高校でスタートダッシュをできると良いですね。