もちろん『やさしい高校数学』で基本事項を理解すれば『基礎問題精講』は使えます。 ただし『基礎問題精講』は思っているよりレベル高いです。基礎っていう言葉が良くないんですけど、ここでいう基礎は“入試基礎”の意味です。教科書レベルの基礎を掘り下げているわけではありません。学べる内容で言えば、『黄チャート』『青チャート』と変わらないです。単に問題数を極端に絞っているだけです。 むしろ『黄チャート』の方が基本レベルを手厚く扱っており、解説も詳しいですよ。『基礎問題精講』は解説もかなり雑です。 個人的にはこちらの2冊をオススメします。 ・ドラゴン桜式数学力ドリル ・試験時間と得点を稼ぐ最速計算 『ドラゴン桜式』は基本計算から段階的にレベルを上げていくことができます。 『最速計算』は簡単な典型解法を非常に丁寧に解説しており、ポイントも明確なので進めやすいです。 この2つを消化しておけば予習としては十分だと思います。 あとは学校で配られた網羅型参考書の例題を完璧にすれば進研模試なら余裕で偏差値70以上。河合模試でも65〜70はいきます。 神戸、筑波までならあとは過去問演習だけで受かるレベルです。