まず、過去問分析。 ・小論文のタイプ（テーマ型、課題文型、資料読解型、作文型その他） ・文字数 ・制限時間 ・ジャンル（時事問題、政治、経済、文化、環境、その他） ・ジャンルは毎年同じか、毎年違うものを出すか 過去問分析をしたら 分析結果に従って想定お題を20位作って書いてみる。 或いは学校の先生とかにお題を作って貰う。 小論文とは 客観的事実やデータを元に 論理的思考を記述するもの。 が 通常の人はその場でポンと出されたお題に 論理的思考なんてできる訳が無いので 要するに 小論文は知らないお題が出たら終わり。 事前に想定お題に関連する思考訓練をしておかないといけない。 小論文の採点基準は明らかにはなっていないが 私が勉強した時は ・構成 ・キーワード ・キーワードの理解 ・論理的思考 が重要だと習った。 構成の型は諸説あるので、テーマや文字数によって使い分ける。 好きな型があるならそれを使ってもいいとは思う。 一般的には三段落構成か四段落構成。 三段落構成 ・序論・本論・結論 ・SDS（summary・detail・summary） 四段落構成 ・起承転結（結論・自論・自論への反論とそれへの再反論・結論） ・PREP（結論・理由・事例・結論） あたりがよく使われると思う。 キーワードとは お題に関連して絶対に抑えておかなければならない事項のこと。 例えば地球温暖化ならCO2削減とかオゾン層とか。 論理的思考は、そのままの意味。 これらを意識して 実際に制限時間で記述してみて 制限時間内での時間の割り振りを体に叩き込む。 小論文は、通常 制限時間の4～5割を使って構成をくみ上げ 残りの4割を使って筆記し 余った時間で推敲する、というのがセオリー。 この時間配分はいちいち時計を見なくても体感でわかるようにする。 20問くらい解くとだいたいわかるようになる。 まあまずは過去問分析なさいな。