_＞故障の原因になったりしませんか？ 印加電圧を間違えなければ、故障しません。 メガは直流電源なので、電圧印加によっても変化しない直流電源では磁束変化も発生しないので、家電の電源部の２次電圧に電圧は誘起しないのです。 つまり、故障する原因がありません。 ただし、電圧印加直後の瞬間だけは、過渡特性によって磁束変化が瞬間的に発生しますので、絶縁劣化をしている場合には、これが原因になる事は考えられます。 しかし、本来の原因は絶縁劣化であるので、仮に電源投入しても同様の状態となるため、これは寿命と言えます。 また、メガの印加電圧が高いと仰る方がおられますが、それは大きな誤りです。 商用電路の電圧は100Vですが、これは実行値なのでその最大値は√2倍の141Vです。 つまり機器の絶縁能力は141V以上ある訳で、125Vの印加電圧は通常使用の88.7%であり、これで壊れるなら電源投入で壊れる事になるのです。 それと、大きな勘違いをされています。 線間絶縁抵抗測定は、完成後に行うものではありません。 完成後、照明などの回路構成ができたものは、線間絶縁抵抗測定で０Ωとなるので測定意義がなくなります。 それでは絶縁の良否を判断できないので、工事中にこれを行う必要があります。 仮にこれを行なっていない場合には、工事不履行という事になります。