ワンダーエッグプライオリティは、キャラクターがアニオタに媚びず、 エンターテイメント性が低かった。 また、ペシミスティックな主人公は見る人を選ぶ。 暗喩と行間が多く、脳死でキャラを愛でるには苦しい。 という事なのかなと思います。 昨今の深夜アニメ帯のアニメファンは、 ストーリーそのものに驚きのないもの、あるいは キャラを愛でて楽しめないもの、共感しにくいものは評価を 低くする傾向があると思います。 ファンは「こういうものが欲しい」というベクトルが明確なので ストライクゾーンが狭い。 尖った言い方をすれば「子猫を愛でるか、子猫を殺すか」しないと 喜ばないんです。 なので、そこにかすらないこの作品はあまり盛り上がらなかった のではないかと推測します。