遅刻は遅刻…その通りですね。 電車事故の遅刻も最近では認められなくなっています。 以前は数時間事故処理で電車が遅れても遅延証明で有償遅刻扱い、つまり、減給なしの遅刻扱いでしたが、最近は、30分以上の遅刻は無償遅刻に変わりました。30分までは減給しないが、それ以上の遅刻分は減給する、ということです。 通勤電車も事故等で遅延をする可能性がある、電鉄会社では振替輸送を行なっているので代替手段はある、だからせいぜい30分まではの猶予で良い…という考えが浸透し始めています。 併せて、時間休暇で処理しても良い、という考えの企業も普及してきています。 自動車通勤も同じです…というよりも自動車通勤事情に沿ってきた、ということかもしれません。 自動車通勤の場合、ルートにもよりますが、渋滞を避けた迂回路の選択も可能です。 通勤電車の迂回、振替輸送に似た考えです。 事故渋滞は不幸としか言いようがありません。 通勤電車事故も同じです。 どちらも不可抗力です。 ただ、運転を自分がするのか、他力でするのか、ってことで、猶予の考え方で相違があるのでしょう。 また通勤電車は定期運行だから、また遅延証明書が出るので、通勤遅延が自己責任でないことは明確です。 しかし、自動車通勤の場合、事故渋滞は証明しにくいです。 実際にその時間帯に自分がそこを走行していたのか、その時間帯がいつもの走行時間と同じだったのか。 もしかしたら、寝坊したためのいつもよりも遅刻するような時間帯に走っていて、事故渋滞に引っかかったのか、証明がしにくいです。 また会社もそういう証明だと社員が持ってくるものをいちいち確認することも効率が悪すぎる、ということもあるでしょう。 私はマイカー通勤も、電車通勤も両方経験していますが、どちらもどちらです。 会社の決まりが決まりである以上、致し方ありません。