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「和声」って、なんですか?ウィキペディア見てもわかりません。

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回答(6件)

複数の音が同時に鳴っているのが「和音」です。 音の横の流れのことを「声部」と言います。 その二つをくっつけて「和声」です。 つまりは 複数の音が同時に鳴る状態が音の高さが変化しながら続いていくことです。

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高さの違う2個以上の音が同時に響く場合に合成される音を「和音」(chord)、和音の連結を「和声」(harmony)と言います。 わかりやすく簡単に言えば、「和声」とはコード進行の事です。

英語ではハーモニーといい、同時に鳴る二つ以上の音によって作られる響き(よい響き)のことです。また、これを研究した研究分野の一つを和声法、和声学と言いますが、この研究分野の名前として「和声」が使われることがあります。

「和声」とか「和声学」というものは、簡単に言うと、ポピュラー音楽でいう「コード進行」のことです。 いろいろな種類の和音をどうつなげていくかという規則、あるいはノウハウのことです。 和音には、Ⅰの和音(ドミソ)、Ⅴの和音(ソシレ)とかありますよね。ああいうもののつなげ方のことです。 和声(学)とコード進行は本質的には同じものですが、クラシック音楽の場合は、どの調であるのかと、その調の中の何番目の和音なのかということを非常に重視します。 例えば、ポピュラー音楽で「C-F-G-C」のように書くコード進行なら、 クラシックの和声学では「C dur Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ」のように書きます。 (C dur は ハ長調という意味。) クラシックでは、「C-F-G-C」も「G-C-D-G」も同じ和声進行になります(単に調が異なるだけでどちらもⅠ-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰなので)。 また、和声学だと、普通は「ソプラノ、アルト、テノール、バス」の4つの「声部」でできる和音について考え、この4人が歌ったときにどのような和音ができてくるかというようなことを重視します。 つまり、瞬間瞬間の和音の縦の響きだけではなくて、それぞれの声部が(時間的に)横にきれいに流れていることが必要になります。したがって、瞬間の響きとしては良くても、旋律(メロディー)の線が不自然である声部がある場合は良くないとされます。 織物のように、縦と横とで構成していくということです。クラシック音楽では(本来は)そういう感覚が必要とされます。