こんにちは。 機動捜査隊は警察本部の刑事部です。 そのため、まずは警察署の刑事になることが先です。 警察署の刑事になるためには、高卒だと警察学校を出てから早くても５年以上経ってからですね。 大卒なら早くて３年くらいです。 この違いは強制的な機動隊異動の有無によるものです。 高卒はほぼ確実に２年で県の機動隊へ異動となりますので。 ここで「早くても」と言っているところからもわかるように、刑事は少数精鋭の部署ですので、希望しても簡単にはなれません。 希望し続けても、一生なれない人だって普通にいます。 間違っても「１年くらいで刑事になれるでしょ」なんて警察関係者に発言はしないで下さい。 「舐めてるなこいつ」となり、心象は最悪になり、刑事になれなくなる可能性が高まりますので。 警察署の刑事になるための一般的な最短ルートは 【交番】→【パトカー】→【留置管理課】→【刑事】です。 交番からパトカーに行くためには、 ◎交番で業績が良いこと。 ◎普通免許取得後２年以上経っている者だけが受験できる緊急車両検定試験２級以上に合格している者。 ◎異動時期（半年毎）にパトカー勤務員に欠員が出ること この全部を満たして初めてパトカー勤務の候補者になれます。 その後の留置管理も同じような感じです。 ただし、留置管理は一般的には任期２年ですので、交番から合算して最短３年と言うことですね。 もちろん免許を取得するのが遅ければパトカー勤務になるまでの間で遅れが出ます。 あくまでもこれは一般的な最短ルートです。 つまりこれらを飛ばしてしまう特例もあります。 ただし、警察署全体又は県警全体から注目されて引っ張りだこになるレベルでの優秀さは必要ですけどね。 あくまでも私が知っている県警での話なので参考程度で。 お邪魔しました。