ありますね。そういうの。
言い過ぎるときって、ほぼ間違いなく
1.疲れている
2.言葉が上滑りする
3.思っていることが大体逆に取られていく.
4.気持ちが通じない
となったときです。イライラがピークにむかって突っ走っていきます。
で、もういいよ、そんな意地悪ばっかり言うんだったら、
と、無理やり言葉を振り回すと、おかしなことに。
このときは自分でもコントロールがつきません。
しかも、悪いことには、その日の朝に起きたとき、
下手すれば前の晩からそれがくるのが分かっています。
なんだか最近言動が荒れてないか?と。
概ね疲れから、言葉のチョイスが下手になっているときですから
前兆はあるわけです。
ああ、今日あったらあいつにひどいこといいそう、と。
大抵は、結局私のことは嫌いなんでしょう、みたいな雰囲気で追い詰められたあとで、
あの人は私を大事にしてくれますよ、みたいなことを言われた後の発生です。
恋愛だけじゃなくて、いろんな文脈に応用されます。だから相手は男でもいいです。
本音はいえないわけですけどね。
一番伝えたいところをはずしながら、イライラだけで振り回す言葉なわけですから、
ろくなことにはなりません。
そもそも、なんで分かってくれないの、本当は大切に思っているのに、
という気持ちがあるわけですから。でも、それは相変わらず言えない。
でもイライラしている、やるせない気持ちはせめて分かってほしい。
あなたが思うほど、私はあなたにひどい気持ちはもってないのに、と。
結果やってくるのは、もう知らないよお前なんか、人の気も知らないで
私はこんなに困っているのに、ずっと分かってくれないなら、きっとお前も悪いんだ、と。
あれ?言いたいことすりかわってない?と思いながらも、ついた勢いはとまりません。
言った後は、気持ちは真っ青ですよ。
誤解を解くために、誤解を深める一番有効な手を打ったわけですから。
昨日の晩から知ってたんだ。本当は今日会いたくなかったんだ。
なんで俺は自分のいうこと聞けんかな。
なんであんなこといっちゃうかな。
と、後悔のしどおしです。
私のパターンは誤解をときたいわけですから、
ある意味、心にあるものを吐き出していることになるかもしれませんが、
それでも、一番伝えるべきことは口にできていないままですね。
で、それっきりです。仲を修復しても、結局それは恥ずかしくていえないままですから。
ですから、言い過ぎる相手は、そのときどきで
仲良くしたい人、大事にしたい友達です。
どうでもいい人には、ひどい言葉をかける労力すら割きませんから。
ちなみに言った後のことです。
女々しいといわれるかもしれませんが、
私は言いすぎた言葉を、大体小学校のころからほぼ全部覚えてます。
そのくらい後悔は深いです。
鮮明ですよ、その前の晩にどんな気分で布団に入ったか。
その日の朝にどんな気持ちでその人とあったか。
なにがきっかけでおかしなことを言ったか。
そのとき相手はどんな顔をしていたか。
全部覚えてます。
で、言い過ぎるくらいなら言わなきゃいいのに、という言葉が一番こたえます。
そんな風にいうから、俺もつい言っちゃうんだよ、と。
お前はポンポン言えていいなぁ。
結局、伝わらないんだよなぁ、俺がなんで苦しくなったのか、と。
実はえげつないこと言ったのは自分なんですけどね。
反省とは裏腹に、次の言い過ぎへの蓄積はスタートすることになります。
そんな感じです。
愛情がなくなったというよりは、愛情が伝わらないときの嘆きの一撃だと思います。
すみません。